男の身勝手

2001年8月10日
「一人でいたくないとき」って、あるよね。そんなときはどうしたらいいんだろうね。
気晴らしに誰かとつきあってみるか。
心が寒いときの女の子っていうのは、どこかで暖めてくれる人を探し求めている。そんなときの女の子っていうのは、とても危険だ。
「どこでもいいから暖まりたい」なんて思っていると、ずるい男に捕まるぞ。

男が自分のほうを向いてくれたから、「自分のことを想ってくれているんだ」なんて考えたら大間違い。男は愛していなくても、愛してるふりはできるんだ。
ぜんぜんその気がなくても、女の子に応えることができるんだ。そこのところに注意しなくては。
自分がつきあっている子がいても、誰かからデートに誘われたら「いいよ」と答える男は珍しくない。
本当は他の誰かが好きなのに、その子が振り向いてくれそうにないと、「とりあえず」他の誰かとつきあう、という男も少なくはない。
一人、確実な相手を「キープ」しておいて、他の女の子と楽しくやりたい、なんて男もいくらでもいる。

男というやつは、女に比べてこういったところはずっと節操がない。女にだってこういうタイプの子がいないわけではないけれど、程度が全然違うんだ。
こういった男の身勝手な行動に振り回されないように、充分注意するんだね。

恋に目がくらんでいなければ、相手が本気かどうかというのは、なんとなく見当がつくものだ。自分のほうが夢中になってしまっていると、相手が冷めているのに気がつかないことがある。恋なんだから、燃え上がるのは当然だけど、盲目になってしまうとこわいよね。

俺は高校生に向けた文章では、男の嫌なところについてほとんど書かなかった。それは、高校生くらいの齢だと「男にはこんなところがあるんだよ」って書くと、どんな男に対しても、どんな場合でもそれをあてはめてしまう恐れがあったからだ。理屈では「人間には誰にでも良い面と嫌な面とがあるんだ」ということはわかっていても、感覚が受け付けないというところがある。
それが、大人の世界を知るようになると、そのきれいな面も汚い面も、いろいろな場面で見せつけられて、感覚がそれを許容できるようになってくる。だから、「男にはこんな嫌な面もあるんだよ」ということを見せても、それが男というもののほんの一部であるということを感覚的に理解でき、それ以外の良い面にも素直に視線を向けられる。そういう相手に対しては、安心して男の醜い面もみせられるけど、高校生くらいの子にそういう話をすると、夢と希望を失ってしまうかもしれないからね。

警戒することは必要だけど、そして、すべての男がこういう要素は持っているけど、男性不信にはならないでほしいね。
たいていの男はこういう面があっても、それを理性で抑えている。それも、無理に押さえつけるんではなく、ごく自然に(自分ではほとんど意識せずに)抑えられるんだから。

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Kei

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