不倫〜男の側から

2001年8月24日
いつの間にかもう週末。
明日はコンクールであさってはコンサート。
またネットにアクセスできなくなるな。

男の側からの不倫について少し書いてみる。
ゆっくり考えている時間がないから、まとまらないかもしれないけど。
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たいていの男は、女の子にちやほやされたい、浮気したい、不倫したいという願望を持っている。
「俺はそんなことはない」と、本気で言う男がいたとしたら、俺はそいつの精神構造を疑う。きっとそいつは、女とまともに付き合うことができない男だ。
では、なぜほとんどの男は不倫をしないのか。
………できないんだよ。
(「機会がない」という男はとりあえず置いておくとして………)
社会的地位、ばれた時のリスク、「そんなことをしてはいけない」という社会的常識(あえて「理性」とは言わない)。これらが壁となって不倫の実行を阻んでいる。
その壁を乗り越える男には、それなりの理由がある。
既婚者では、家庭に問題があるというのはすぐに思いつく理由だが、けっこう家庭に問題がなくても壁を越える男も多い。家庭不和などの単純な理由で不倫に走る男は、その原因が解消されれば案外あっさりと不倫から足を洗う。
問題なのは、本人の内部に問題を抱えるケースだ。

幼年期、思春期の愛情不足など、心の問題を抱える男が不倫に走ることがある。
何らかの欲求不満の捌け口として浮気をする男がいる。
こういうケースでは、その男が心の中に抱えている問題を解決しない限り、同じ事を繰り返す。
………これは、女にも良く見られるタイプでもある。女の場合は、不幸を背負い込む女という形であらわれることも多い。

こういうタイプとは係わり合いにならないのが一番いいのだが、なかなかそうもいかない。
こういうタイプには、外面の良い男が多いんだ。
……物分りが良くて、よく気がついて、やさしくて。
女が甘えるのに実に都合の良いタイプなんだよ。
本当は、その男が相手にやって欲しいことを、自分でやっているだけのことなんだが、女の側はなかなかそれに気がつかない。
そうしているうちに、次第に深みにはまっていく。
「不倫」という形で続いている時は、行動にさまざまな制約があるし、緊張感もあるから、なかなか破綻は訪れない。それが、たまたま結婚という形でおさまってしまったり、そうでなくてもある程度落ち着いた形でのつきあいになってくると、男の中で再び浮気の虫が動き出す。………結局、こういうタイプの男に「安定」はありえないんだ。
不幸を背負い込む女にもこのタイプは多いと思う。(それほどたくさんの例を知っているわけではないが、感触として……)
2度、離婚を経験した俺のもと生徒(女)は、今また3人目と同棲しているが、相手の男はみんな同じタイプ。……たぶん、結末も同じになるだろうな。
彼女の場合は、思春期の不幸な経験が原因だと俺は思っている。だから、今の彼との事でもいずれは俺のところに泣きついて来るようになるだろうと思っているが、今、それを言っても彼女は納得しない。

話が少しそれてしまった。
俺の周りで、ハッピーエンドで終わった不倫というのは、たった一つの例しかない。
それ以外はみんな、決して幸せとはいえない終わり方をしている。
本気にならなければいいのかもしれないけど、そう思っていても、いつか本気になっていくのが人間だからね。

コメント

Kei

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