不倫が書けない
2001年9月4日急にステージの話が入って、ニッキを書くどころか、ページへのアクセスもできないくらい忙しくなってしまった。
今度の土曜日に、中学校の文化祭に出るんだけど、話があったのが10日前!!
地元の音楽家たちが演奏するんだけど、俺は声楽の伴奏。独唱や重唱の伴奏を5曲やることになったんだけど、何しろ練習時間が足りない。しかも、伴奏合わせは1回だけという荒業。………まあ、なんとかなるだろうけどね。今までも「無茶だ!!」っていう条件をクリアしたことも何回もあるし。
ということで、不倫のお話はもう少しおあずけ。
今度の土曜日に、中学校の文化祭に出るんだけど、話があったのが10日前!!
地元の音楽家たちが演奏するんだけど、俺は声楽の伴奏。独唱や重唱の伴奏を5曲やることになったんだけど、何しろ練習時間が足りない。しかも、伴奏合わせは1回だけという荒業。………まあ、なんとかなるだろうけどね。今までも「無茶だ!!」っていう条件をクリアしたことも何回もあるし。
ということで、不倫のお話はもう少しおあずけ。
まりちゃんのかたおもい
2001年8月28日まりちゃん(もちろん仮名です)は、前の彼氏と別れた後、コンビニでバイトをしていたが、そこで知り合った1コ上の男を好きになった。そのとき、その男にはつきあいはじめたばかりの彼女がいた。
まりちゃんはそれを知って告白するのを思いとどまった。しかし、どうしても「好き」という気持ちが強くなって、半年経ったころに自分の思いを書いたメールを送った。
彼からは5日後に返事が来た。
「今はそういう気になれない」という返事だった。
後で知ったのだが、そのとき彼はつきあっていた彼女と別れた直後だった。
………タイミングが悪かったんだよね。知らなかったんだから、仕方がないけれど。
どうしたらいいんだろう、というのが彼女の相談だった。
無理はしないで、自然にしていなさい、というのが俺の答え。
今、彼女はバイトを変わっていて、彼とは時々顔をあわせる程度だという。
だから、会った時には普通の友達に会ったときと同じようにしなさい、と言った。
ただ、自分の気持ちが煮詰まって、どうしても苦しくなってしまったら、その気持ちは彼に伝えてもいいよ、とも言った。
今、彼は前の彼女と別れて、まだその影を引きずっている。
それは、まりちゃんが、断られても彼への思いを捨てきれないのし同じだ。
そんなときに「好きだ」と言われても、それに応える精神的な余裕はない。
だから、今は時間をおくしかない。
彼の気持ちが変化するか、まりちゃんの気持ちが変化するか。
時間が解決してくれるのを待つしかない。
だから、それまではまりちゃんの気持ちを押し付けてはいけない。
だけど、まりちゃんが苦しくて、壊れそうになったら、その思いを彼に伝えてもいい。
ただ、それに応えるかどうかは彼次第。
気持ちを伝えた結果、彼との距離が返って開くかもしれない。
それがわかっていても伝えたくなってしまったら、伝えればいい。
無理して距離をおくことはない。
だけど、気持ちを押し付けてはいけない。
「自然に」というのは案外難しい。
でも、まりちゃんはやってみる、という。
俺は応援している。
まりちゃんはそれを知って告白するのを思いとどまった。しかし、どうしても「好き」という気持ちが強くなって、半年経ったころに自分の思いを書いたメールを送った。
彼からは5日後に返事が来た。
「今はそういう気になれない」という返事だった。
後で知ったのだが、そのとき彼はつきあっていた彼女と別れた直後だった。
………タイミングが悪かったんだよね。知らなかったんだから、仕方がないけれど。
どうしたらいいんだろう、というのが彼女の相談だった。
無理はしないで、自然にしていなさい、というのが俺の答え。
今、彼女はバイトを変わっていて、彼とは時々顔をあわせる程度だという。
だから、会った時には普通の友達に会ったときと同じようにしなさい、と言った。
ただ、自分の気持ちが煮詰まって、どうしても苦しくなってしまったら、その気持ちは彼に伝えてもいいよ、とも言った。
今、彼は前の彼女と別れて、まだその影を引きずっている。
それは、まりちゃんが、断られても彼への思いを捨てきれないのし同じだ。
そんなときに「好きだ」と言われても、それに応える精神的な余裕はない。
だから、今は時間をおくしかない。
彼の気持ちが変化するか、まりちゃんの気持ちが変化するか。
時間が解決してくれるのを待つしかない。
だから、それまではまりちゃんの気持ちを押し付けてはいけない。
だけど、まりちゃんが苦しくて、壊れそうになったら、その思いを彼に伝えてもいい。
ただ、それに応えるかどうかは彼次第。
気持ちを伝えた結果、彼との距離が返って開くかもしれない。
それがわかっていても伝えたくなってしまったら、伝えればいい。
無理して距離をおくことはない。
だけど、気持ちを押し付けてはいけない。
「自然に」というのは案外難しい。
でも、まりちゃんはやってみる、という。
俺は応援している。
セキュアド
2001年8月26日情報セキュリティアドミニストレーターなんて長い名前の資格試験。何を血迷ったのか、この忙しいのに申し込んでいたんだよね。
今日、問題集を見つけて、コンサートのリハの合間に読んでみた。
う! お、覚えられない!!
ウィルスだのファイヤーウォールだの、セキュリティに関する問題はそんなに難しくないんだけど、経営・監査だとか、法律関係だとか、記憶ものが覚えられない。
う〜ん。記憶力がなまっている。
受かるんだろうか。
別に、必要があって受けているわけじゃないから、落ちてもどうっていうことはないんだけど、悔しいじゃないか。
絶対どこかで時間を作って覚えてやる!!!
今日、問題集を見つけて、コンサートのリハの合間に読んでみた。
う! お、覚えられない!!
ウィルスだのファイヤーウォールだの、セキュリティに関する問題はそんなに難しくないんだけど、経営・監査だとか、法律関係だとか、記憶ものが覚えられない。
う〜ん。記憶力がなまっている。
受かるんだろうか。
別に、必要があって受けているわけじゃないから、落ちてもどうっていうことはないんだけど、悔しいじゃないか。
絶対どこかで時間を作って覚えてやる!!!
不倫〜男の側から
2001年8月24日いつの間にかもう週末。
明日はコンクールであさってはコンサート。
またネットにアクセスできなくなるな。
男の側からの不倫について少し書いてみる。
ゆっくり考えている時間がないから、まとまらないかもしれないけど。
========================================
たいていの男は、女の子にちやほやされたい、浮気したい、不倫したいという願望を持っている。
「俺はそんなことはない」と、本気で言う男がいたとしたら、俺はそいつの精神構造を疑う。きっとそいつは、女とまともに付き合うことができない男だ。
では、なぜほとんどの男は不倫をしないのか。
………できないんだよ。
(「機会がない」という男はとりあえず置いておくとして………)
社会的地位、ばれた時のリスク、「そんなことをしてはいけない」という社会的常識(あえて「理性」とは言わない)。これらが壁となって不倫の実行を阻んでいる。
その壁を乗り越える男には、それなりの理由がある。
既婚者では、家庭に問題があるというのはすぐに思いつく理由だが、けっこう家庭に問題がなくても壁を越える男も多い。家庭不和などの単純な理由で不倫に走る男は、その原因が解消されれば案外あっさりと不倫から足を洗う。
問題なのは、本人の内部に問題を抱えるケースだ。
幼年期、思春期の愛情不足など、心の問題を抱える男が不倫に走ることがある。
何らかの欲求不満の捌け口として浮気をする男がいる。
こういうケースでは、その男が心の中に抱えている問題を解決しない限り、同じ事を繰り返す。
………これは、女にも良く見られるタイプでもある。女の場合は、不幸を背負い込む女という形であらわれることも多い。
こういうタイプとは係わり合いにならないのが一番いいのだが、なかなかそうもいかない。
こういうタイプには、外面の良い男が多いんだ。
……物分りが良くて、よく気がついて、やさしくて。
女が甘えるのに実に都合の良いタイプなんだよ。
本当は、その男が相手にやって欲しいことを、自分でやっているだけのことなんだが、女の側はなかなかそれに気がつかない。
そうしているうちに、次第に深みにはまっていく。
「不倫」という形で続いている時は、行動にさまざまな制約があるし、緊張感もあるから、なかなか破綻は訪れない。それが、たまたま結婚という形でおさまってしまったり、そうでなくてもある程度落ち着いた形でのつきあいになってくると、男の中で再び浮気の虫が動き出す。………結局、こういうタイプの男に「安定」はありえないんだ。
不幸を背負い込む女にもこのタイプは多いと思う。(それほどたくさんの例を知っているわけではないが、感触として……)
2度、離婚を経験した俺のもと生徒(女)は、今また3人目と同棲しているが、相手の男はみんな同じタイプ。……たぶん、結末も同じになるだろうな。
彼女の場合は、思春期の不幸な経験が原因だと俺は思っている。だから、今の彼との事でもいずれは俺のところに泣きついて来るようになるだろうと思っているが、今、それを言っても彼女は納得しない。
話が少しそれてしまった。
俺の周りで、ハッピーエンドで終わった不倫というのは、たった一つの例しかない。
それ以外はみんな、決して幸せとはいえない終わり方をしている。
本気にならなければいいのかもしれないけど、そう思っていても、いつか本気になっていくのが人間だからね。
明日はコンクールであさってはコンサート。
またネットにアクセスできなくなるな。
男の側からの不倫について少し書いてみる。
ゆっくり考えている時間がないから、まとまらないかもしれないけど。
========================================
たいていの男は、女の子にちやほやされたい、浮気したい、不倫したいという願望を持っている。
「俺はそんなことはない」と、本気で言う男がいたとしたら、俺はそいつの精神構造を疑う。きっとそいつは、女とまともに付き合うことができない男だ。
では、なぜほとんどの男は不倫をしないのか。
………できないんだよ。
(「機会がない」という男はとりあえず置いておくとして………)
社会的地位、ばれた時のリスク、「そんなことをしてはいけない」という社会的常識(あえて「理性」とは言わない)。これらが壁となって不倫の実行を阻んでいる。
その壁を乗り越える男には、それなりの理由がある。
既婚者では、家庭に問題があるというのはすぐに思いつく理由だが、けっこう家庭に問題がなくても壁を越える男も多い。家庭不和などの単純な理由で不倫に走る男は、その原因が解消されれば案外あっさりと不倫から足を洗う。
問題なのは、本人の内部に問題を抱えるケースだ。
幼年期、思春期の愛情不足など、心の問題を抱える男が不倫に走ることがある。
何らかの欲求不満の捌け口として浮気をする男がいる。
こういうケースでは、その男が心の中に抱えている問題を解決しない限り、同じ事を繰り返す。
………これは、女にも良く見られるタイプでもある。女の場合は、不幸を背負い込む女という形であらわれることも多い。
こういうタイプとは係わり合いにならないのが一番いいのだが、なかなかそうもいかない。
こういうタイプには、外面の良い男が多いんだ。
……物分りが良くて、よく気がついて、やさしくて。
女が甘えるのに実に都合の良いタイプなんだよ。
本当は、その男が相手にやって欲しいことを、自分でやっているだけのことなんだが、女の側はなかなかそれに気がつかない。
そうしているうちに、次第に深みにはまっていく。
「不倫」という形で続いている時は、行動にさまざまな制約があるし、緊張感もあるから、なかなか破綻は訪れない。それが、たまたま結婚という形でおさまってしまったり、そうでなくてもある程度落ち着いた形でのつきあいになってくると、男の中で再び浮気の虫が動き出す。………結局、こういうタイプの男に「安定」はありえないんだ。
不幸を背負い込む女にもこのタイプは多いと思う。(それほどたくさんの例を知っているわけではないが、感触として……)
2度、離婚を経験した俺のもと生徒(女)は、今また3人目と同棲しているが、相手の男はみんな同じタイプ。……たぶん、結末も同じになるだろうな。
彼女の場合は、思春期の不幸な経験が原因だと俺は思っている。だから、今の彼との事でもいずれは俺のところに泣きついて来るようになるだろうと思っているが、今、それを言っても彼女は納得しない。
話が少しそれてしまった。
俺の周りで、ハッピーエンドで終わった不倫というのは、たった一つの例しかない。
それ以外はみんな、決して幸せとはいえない終わり方をしている。
本気にならなければいいのかもしれないけど、そう思っていても、いつか本気になっていくのが人間だからね。
忙しいよお
2001年8月23日なんか、このページ、久しぶりっていう感じがする。
台風のおかげで予定がすっかり狂ってしまって忙しいのなんの………
やっとつないでも、ゆっくり書いている暇もない。
またね
台風のおかげで予定がすっかり狂ってしまって忙しいのなんの………
やっとつないでも、ゆっくり書いている暇もない。
またね
疲れた〜
2001年8月19日また、忙しい週末が終わってやっと家に帰着。
来週は合唱コンクールだから、明日からの一週間は毎日6時間は指揮してるな。
昨日、俺って平均何時間ぐらい指揮してるんだろうって考えてた。
平日はだいたい2時間かな。日によっては5時間。
休日は土日で正味6時間から8時間。
う〜ん。けっこうやってるなあ。
好きじゃないとできないね。
突然思い立って旅行にいっちゃったりはするけど、それ以外は本当の意味の休日っていうのは俺にはないからなあ。
嫌いだったらやってられないよ。
こういうのも仕事人間っていうのかなあ。自覚はないけど。
不倫の話はまた今度にするね。
ネタはあるんだけど、書いている時間がない。
来週は合唱コンクールだから、明日からの一週間は毎日6時間は指揮してるな。
昨日、俺って平均何時間ぐらい指揮してるんだろうって考えてた。
平日はだいたい2時間かな。日によっては5時間。
休日は土日で正味6時間から8時間。
う〜ん。けっこうやってるなあ。
好きじゃないとできないね。
突然思い立って旅行にいっちゃったりはするけど、それ以外は本当の意味の休日っていうのは俺にはないからなあ。
嫌いだったらやってられないよ。
こういうのも仕事人間っていうのかなあ。自覚はないけど。
不倫の話はまた今度にするね。
ネタはあるんだけど、書いている時間がない。
不倫願望
2001年8月17日なんか、すごく大きな台風が近づいているみたい。
西日本のほうは心配だね。
関東は直撃はなさそうだけど、週末は荒れるのかな。
俺は週末はあちこち出歩くから、天候が心配。
都内は地下鉄での移動が多いから、たいした雨じゃなければ傘も使わないんだけど、風と雨が一緒になるとたまらないね。
さて、これから何回かに分けて、不倫をテーマにして書いてみる。
HP(リンク)にも少し書いたんだけど、俺のまわりでもまだ不倫で苦しい思いをしている子がいるし、ほかの人のニッキにも時々出てくるから、いくつかの実話をもとに、俺の考えたことを書いてみる。
--------------------------------------------
不倫プームなどという言葉を盛んに聞いたときがあった。
そうでなくても、ドラマなどでは不倫がよく取り上げられる。
「不倫」という一言で括られている恋は、どんなものなのだろうか。
十代の女の子にとっては不倫なんて遠い世界の話みたいに思えるかもしれない。
しかし、現実には高技生で不倫をしている子だっているのだ。しかも、そんなことをするようには見えない子が………。
人の気持ちなんてわからないもの。誰かを好きになるというのは理屈じゃなくて、感情だから、いくら理屈でわかっていても止まらないときだってある。
先生のことを好きになる子だっている。バイト先で誰かを好きになるかもしれない。
高校生にだって、大人に恋をする機会はいくらだってある。
もし、その相手が結婚していたら、そして、その相手がその恋に応えたら、そのときにはもう、不倫が成立してしまう。
まして、二十歳をすぎて社会に出たら、魅力的な大人はいくらでもいる。
同世代に物足りなさを感じている女の子は、ちょっとしたきっかけで不倫に走る。
結果としての不倫は、周りで「やめなさい」と言ってもどうにもならないことがあるけど、不倫という雰囲気に惹かれて不倫願望を持っている人には、ひとこと言っておきたい。
ファッションとしての不倫をしてみたいと思っている人。なんとなく不倫にあこがれている人。
分かるような気もするけれど、やめておきなさい。不倫なんて、そんなに甘いものではない。
不倫がいかに苦しくて辛いものかは、不倫をしている女の子がみんな最後には苦しんでボロボロになることでも明らかだ。
またそう思わない不倫があったとしたら、それはきっとただの不倫ごっこで、本人にとって何の役にもたたない、人生の無駄遣いだ。
なかには不倫が結果として結婚へと結びつくこともある。
………それならそれでいいんだけど、ひとつ気をつけなくちゃいけないのは、一度不倫した男は、再び不倫に走る確率が極めて高いということだ。
「私はそんなに軽薄でもないし、自分を見失うほど馬鹿でもない」と思っている人。
不倫をしているあなたがそう思っているとしたら、あなたは自分自身の世間知らずに気がついていないのだ。
後悔する前に、不倫願望から遠ざかることだ。
できてしまった不倫はしかたがないけれど、自分からわざわざ後悔の種をまくことはない。
--------------------------------------------
ちょっときつい書き方をしたから、反発を感じる人もいるだろうけど、感情的にならずに考えてくれよな。
西日本のほうは心配だね。
関東は直撃はなさそうだけど、週末は荒れるのかな。
俺は週末はあちこち出歩くから、天候が心配。
都内は地下鉄での移動が多いから、たいした雨じゃなければ傘も使わないんだけど、風と雨が一緒になるとたまらないね。
さて、これから何回かに分けて、不倫をテーマにして書いてみる。
HP(リンク)にも少し書いたんだけど、俺のまわりでもまだ不倫で苦しい思いをしている子がいるし、ほかの人のニッキにも時々出てくるから、いくつかの実話をもとに、俺の考えたことを書いてみる。
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不倫プームなどという言葉を盛んに聞いたときがあった。
そうでなくても、ドラマなどでは不倫がよく取り上げられる。
「不倫」という一言で括られている恋は、どんなものなのだろうか。
十代の女の子にとっては不倫なんて遠い世界の話みたいに思えるかもしれない。
しかし、現実には高技生で不倫をしている子だっているのだ。しかも、そんなことをするようには見えない子が………。
人の気持ちなんてわからないもの。誰かを好きになるというのは理屈じゃなくて、感情だから、いくら理屈でわかっていても止まらないときだってある。
先生のことを好きになる子だっている。バイト先で誰かを好きになるかもしれない。
高校生にだって、大人に恋をする機会はいくらだってある。
もし、その相手が結婚していたら、そして、その相手がその恋に応えたら、そのときにはもう、不倫が成立してしまう。
まして、二十歳をすぎて社会に出たら、魅力的な大人はいくらでもいる。
同世代に物足りなさを感じている女の子は、ちょっとしたきっかけで不倫に走る。
結果としての不倫は、周りで「やめなさい」と言ってもどうにもならないことがあるけど、不倫という雰囲気に惹かれて不倫願望を持っている人には、ひとこと言っておきたい。
ファッションとしての不倫をしてみたいと思っている人。なんとなく不倫にあこがれている人。
分かるような気もするけれど、やめておきなさい。不倫なんて、そんなに甘いものではない。
不倫がいかに苦しくて辛いものかは、不倫をしている女の子がみんな最後には苦しんでボロボロになることでも明らかだ。
またそう思わない不倫があったとしたら、それはきっとただの不倫ごっこで、本人にとって何の役にもたたない、人生の無駄遣いだ。
なかには不倫が結果として結婚へと結びつくこともある。
………それならそれでいいんだけど、ひとつ気をつけなくちゃいけないのは、一度不倫した男は、再び不倫に走る確率が極めて高いということだ。
「私はそんなに軽薄でもないし、自分を見失うほど馬鹿でもない」と思っている人。
不倫をしているあなたがそう思っているとしたら、あなたは自分自身の世間知らずに気がついていないのだ。
後悔する前に、不倫願望から遠ざかることだ。
できてしまった不倫はしかたがないけれど、自分からわざわざ後悔の種をまくことはない。
--------------------------------------------
ちょっときつい書き方をしたから、反発を感じる人もいるだろうけど、感情的にならずに考えてくれよな。
俺の栄養補給
2001年8月15日俺にとっては、女の子に関わることすべてが精神的な栄養になっている。
女の子と楽しくデートしているときはもちろんだけど、深刻な相談にのっているときだって、その経験は俺の精神の栄養になっている。
もちろん、深刻な相談をいいかげんな気持ちで聞いているわけじゃないよ。一緒に、真剣に考えているよ。
そうじゃなかったら誰も相談になんか来ないよね。
だけど、そうした経験のひとつひとつ、いろんな場面で女の子たちと話したこと、それがみんな俺の栄養になるのさ。
俺はこれでも作曲家だからね。日頃は無神経な顔をしてるけど、これでなかなかナイーブでデリケートなんだぜ。それがなかったら、作曲なんてことはできないよ。感受性の問題だからね。だから、俺がごく普通の中年のオジサンになって、日常生活にドップリ漬かっちゃったら、そのときには作曲家としての俺は死に絶えてるよ。
恋愛ごっこでもいいから、いつも恋する心を忘れず、女の子に対する想いを忘れず、そして一方では女の子の感性をも自分のものとする。それが俺みたいな人間には必要なのさ。だから、感性の豊かな子となら、いくらでもデートしたい。一緒にお茶を飲んで、話しをするだけで俺はたっぷりと充電されるんだから。
だから、俺のところに相談に来るのに遠慮なんかいらないのさ。
女の子と楽しくデートしているときはもちろんだけど、深刻な相談にのっているときだって、その経験は俺の精神の栄養になっている。
もちろん、深刻な相談をいいかげんな気持ちで聞いているわけじゃないよ。一緒に、真剣に考えているよ。
そうじゃなかったら誰も相談になんか来ないよね。
だけど、そうした経験のひとつひとつ、いろんな場面で女の子たちと話したこと、それがみんな俺の栄養になるのさ。
俺はこれでも作曲家だからね。日頃は無神経な顔をしてるけど、これでなかなかナイーブでデリケートなんだぜ。それがなかったら、作曲なんてことはできないよ。感受性の問題だからね。だから、俺がごく普通の中年のオジサンになって、日常生活にドップリ漬かっちゃったら、そのときには作曲家としての俺は死に絶えてるよ。
恋愛ごっこでもいいから、いつも恋する心を忘れず、女の子に対する想いを忘れず、そして一方では女の子の感性をも自分のものとする。それが俺みたいな人間には必要なのさ。だから、感性の豊かな子となら、いくらでもデートしたい。一緒にお茶を飲んで、話しをするだけで俺はたっぷりと充電されるんだから。
だから、俺のところに相談に来るのに遠慮なんかいらないのさ。
俺の浮気
2001年8月14日俺は浮気性の男だと思う。その俺が、浮気といえるような浮気をしないでいられるのは、今の俺が置かれた環境のおかげだ。
一番大きな理由は、俺が放し飼いされていること。
俺は「デート」と言っているけど、女の子とドライブに行ったり、食事をしたり、酒を飲んだり………みんなオープンならOK。(黙って行くなっていうこと)
こんな風に放し飼いされていなかったら、きっと俺は隠れて浮気をしていただろうな。
そしてそれは、不思議なことに「うちのやつが一番!」ていう気持ちと、俺の中では全く矛盾していないんだよ。………だから俺は自分が浮気性だと思っているんだけどね。
もうひとつ、俺が恵まれていると思うのは、そういう俺と「デート」してくれる子がたくさんいること。
俺が部活動で教えていた卒業生たちや「お茶会」のメンバーたち。外で指揮をしている合唱団やオーケストラのメンバーたち。それから、俺の作品を通じて知り合った人たち。
そういう子たちとドライブを楽しみ、食事を楽しみ、俺の教え子(男)がやっている飲み屋に連れ行っては「先生は毎回違う子を連れてくるんだから」などと言われて笑っている。………それが俺の浮気だよ。
一番大きな理由は、俺が放し飼いされていること。
俺は「デート」と言っているけど、女の子とドライブに行ったり、食事をしたり、酒を飲んだり………みんなオープンならOK。(黙って行くなっていうこと)
こんな風に放し飼いされていなかったら、きっと俺は隠れて浮気をしていただろうな。
そしてそれは、不思議なことに「うちのやつが一番!」ていう気持ちと、俺の中では全く矛盾していないんだよ。………だから俺は自分が浮気性だと思っているんだけどね。
もうひとつ、俺が恵まれていると思うのは、そういう俺と「デート」してくれる子がたくさんいること。
俺が部活動で教えていた卒業生たちや「お茶会」のメンバーたち。外で指揮をしている合唱団やオーケストラのメンバーたち。それから、俺の作品を通じて知り合った人たち。
そういう子たちとドライブを楽しみ、食事を楽しみ、俺の教え子(男)がやっている飲み屋に連れ行っては「先生は毎回違う子を連れてくるんだから」などと言われて笑っている。………それが俺の浮気だよ。
男の身勝手
2001年8月10日「一人でいたくないとき」って、あるよね。そんなときはどうしたらいいんだろうね。
気晴らしに誰かとつきあってみるか。
心が寒いときの女の子っていうのは、どこかで暖めてくれる人を探し求めている。そんなときの女の子っていうのは、とても危険だ。
「どこでもいいから暖まりたい」なんて思っていると、ずるい男に捕まるぞ。
男が自分のほうを向いてくれたから、「自分のことを想ってくれているんだ」なんて考えたら大間違い。男は愛していなくても、愛してるふりはできるんだ。
ぜんぜんその気がなくても、女の子に応えることができるんだ。そこのところに注意しなくては。
自分がつきあっている子がいても、誰かからデートに誘われたら「いいよ」と答える男は珍しくない。
本当は他の誰かが好きなのに、その子が振り向いてくれそうにないと、「とりあえず」他の誰かとつきあう、という男も少なくはない。
一人、確実な相手を「キープ」しておいて、他の女の子と楽しくやりたい、なんて男もいくらでもいる。
男というやつは、女に比べてこういったところはずっと節操がない。女にだってこういうタイプの子がいないわけではないけれど、程度が全然違うんだ。
こういった男の身勝手な行動に振り回されないように、充分注意するんだね。
恋に目がくらんでいなければ、相手が本気かどうかというのは、なんとなく見当がつくものだ。自分のほうが夢中になってしまっていると、相手が冷めているのに気がつかないことがある。恋なんだから、燃え上がるのは当然だけど、盲目になってしまうとこわいよね。
俺は高校生に向けた文章では、男の嫌なところについてほとんど書かなかった。それは、高校生くらいの齢だと「男にはこんなところがあるんだよ」って書くと、どんな男に対しても、どんな場合でもそれをあてはめてしまう恐れがあったからだ。理屈では「人間には誰にでも良い面と嫌な面とがあるんだ」ということはわかっていても、感覚が受け付けないというところがある。
それが、大人の世界を知るようになると、そのきれいな面も汚い面も、いろいろな場面で見せつけられて、感覚がそれを許容できるようになってくる。だから、「男にはこんな嫌な面もあるんだよ」ということを見せても、それが男というもののほんの一部であるということを感覚的に理解でき、それ以外の良い面にも素直に視線を向けられる。そういう相手に対しては、安心して男の醜い面もみせられるけど、高校生くらいの子にそういう話をすると、夢と希望を失ってしまうかもしれないからね。
警戒することは必要だけど、そして、すべての男がこういう要素は持っているけど、男性不信にはならないでほしいね。
たいていの男はこういう面があっても、それを理性で抑えている。それも、無理に押さえつけるんではなく、ごく自然に(自分ではほとんど意識せずに)抑えられるんだから。
気晴らしに誰かとつきあってみるか。
心が寒いときの女の子っていうのは、どこかで暖めてくれる人を探し求めている。そんなときの女の子っていうのは、とても危険だ。
「どこでもいいから暖まりたい」なんて思っていると、ずるい男に捕まるぞ。
男が自分のほうを向いてくれたから、「自分のことを想ってくれているんだ」なんて考えたら大間違い。男は愛していなくても、愛してるふりはできるんだ。
ぜんぜんその気がなくても、女の子に応えることができるんだ。そこのところに注意しなくては。
自分がつきあっている子がいても、誰かからデートに誘われたら「いいよ」と答える男は珍しくない。
本当は他の誰かが好きなのに、その子が振り向いてくれそうにないと、「とりあえず」他の誰かとつきあう、という男も少なくはない。
一人、確実な相手を「キープ」しておいて、他の女の子と楽しくやりたい、なんて男もいくらでもいる。
男というやつは、女に比べてこういったところはずっと節操がない。女にだってこういうタイプの子がいないわけではないけれど、程度が全然違うんだ。
こういった男の身勝手な行動に振り回されないように、充分注意するんだね。
恋に目がくらんでいなければ、相手が本気かどうかというのは、なんとなく見当がつくものだ。自分のほうが夢中になってしまっていると、相手が冷めているのに気がつかないことがある。恋なんだから、燃え上がるのは当然だけど、盲目になってしまうとこわいよね。
俺は高校生に向けた文章では、男の嫌なところについてほとんど書かなかった。それは、高校生くらいの齢だと「男にはこんなところがあるんだよ」って書くと、どんな男に対しても、どんな場合でもそれをあてはめてしまう恐れがあったからだ。理屈では「人間には誰にでも良い面と嫌な面とがあるんだ」ということはわかっていても、感覚が受け付けないというところがある。
それが、大人の世界を知るようになると、そのきれいな面も汚い面も、いろいろな場面で見せつけられて、感覚がそれを許容できるようになってくる。だから、「男にはこんな嫌な面もあるんだよ」ということを見せても、それが男というもののほんの一部であるということを感覚的に理解でき、それ以外の良い面にも素直に視線を向けられる。そういう相手に対しては、安心して男の醜い面もみせられるけど、高校生くらいの子にそういう話をすると、夢と希望を失ってしまうかもしれないからね。
警戒することは必要だけど、そして、すべての男がこういう要素は持っているけど、男性不信にはならないでほしいね。
たいていの男はこういう面があっても、それを理性で抑えている。それも、無理に押さえつけるんではなく、ごく自然に(自分ではほとんど意識せずに)抑えられるんだから。
おじさんのおことば
2001年8月9日「この前さ、若い女の子と飲みに行ったんだけど、結局3万も使って逃げられちやって、大損だよ」
これは、ある中年のおじさんの言葉だけど、若い男でもこんなこと言ってるやつって、多いよね。もったいないと思うけどね。何でこんな考え方しかできないんだろうね。
中年のおじさんが若い女の子と食事する。それだけだって幸せじゃないか。まるで3万まるまる損したような言い方してさ。
「何とかこいつをものにしてやろう」なんて、そんなことばっかり考えているから、食事が楽しめないんだよ。デートそのものを楽しんで、食事そのものを楽しんで、それだけで別れて帰って来たって、十分楽しいじゃないか。それから先はいわば「おまけ」だよ。
あとはなりゆきだよ。高校生とのデートならともかく、高校を卒業した後なら、どうなるかは二人のそのときの気分次第。少なくとも俺はそう思っているけどね。
それでいいはずだよ。「ここから先へは進まない」なんて、限界を設ける必要もない。だけど一方で、「今日は絶対こいつと寝るんだ」なんて思っていたとしたら、それはそれでなんか不気味だよね。
もちろん、自由にやるということは、その結果生じてくるさまざまな問題について、すべて責任を持っということでもあるけどね。そこさえ押さえているのなら、どうなってもいいわけだよ。
女の側にも、嫌らしい奴はいるよ。男が下心を持って近づいてくるのを利用して、おごるだけおごらせて逃げちゃう、なんてね。こういう奴はいやだね。
こういう奴と一緒にいても楽しくないからね。男が「どうやって寝ようか」なんて思っているのが見苦しいように、女が「いつ逃げようか」なんて思っているのもどこか見苦しいものだよ。それが顔に現れるからね。
俺はこういう奴とはつきあいたくないね。
そのときの雰囲気が楽しめれば、おごることは一向にかまわないけど、おごらせることにガツガツしているような奴とじゃ、楽しめないよ。
はじめからおごらせることだけを目的にしている女もいるからね。
こういう女にだけはなるなよ。はたで見ているとみっともないものだよ。
せっかくのデートだもの。二人でいること自体を楽しみたいよ。
これは、ある中年のおじさんの言葉だけど、若い男でもこんなこと言ってるやつって、多いよね。もったいないと思うけどね。何でこんな考え方しかできないんだろうね。
中年のおじさんが若い女の子と食事する。それだけだって幸せじゃないか。まるで3万まるまる損したような言い方してさ。
「何とかこいつをものにしてやろう」なんて、そんなことばっかり考えているから、食事が楽しめないんだよ。デートそのものを楽しんで、食事そのものを楽しんで、それだけで別れて帰って来たって、十分楽しいじゃないか。それから先はいわば「おまけ」だよ。
あとはなりゆきだよ。高校生とのデートならともかく、高校を卒業した後なら、どうなるかは二人のそのときの気分次第。少なくとも俺はそう思っているけどね。
それでいいはずだよ。「ここから先へは進まない」なんて、限界を設ける必要もない。だけど一方で、「今日は絶対こいつと寝るんだ」なんて思っていたとしたら、それはそれでなんか不気味だよね。
もちろん、自由にやるということは、その結果生じてくるさまざまな問題について、すべて責任を持っということでもあるけどね。そこさえ押さえているのなら、どうなってもいいわけだよ。
女の側にも、嫌らしい奴はいるよ。男が下心を持って近づいてくるのを利用して、おごるだけおごらせて逃げちゃう、なんてね。こういう奴はいやだね。
こういう奴と一緒にいても楽しくないからね。男が「どうやって寝ようか」なんて思っているのが見苦しいように、女が「いつ逃げようか」なんて思っているのもどこか見苦しいものだよ。それが顔に現れるからね。
俺はこういう奴とはつきあいたくないね。
そのときの雰囲気が楽しめれば、おごることは一向にかまわないけど、おごらせることにガツガツしているような奴とじゃ、楽しめないよ。
はじめからおごらせることだけを目的にしている女もいるからね。
こういう女にだけはなるなよ。はたで見ているとみっともないものだよ。
せっかくのデートだもの。二人でいること自体を楽しみたいよ。
ただいま
2001年8月7日長野もやはり暑かった。
でも、呼んでくれた合唱団が温泉に宿を取ってくれたので、久々に温泉を堪能してきた。
温泉そのものも好きだけど、早朝に温泉街を散歩するのも好き。古い温泉地って、独特の雰囲気があるんだよね。
帰ってきたら、今朝の新聞に女子大生が殺されたっていう記事。同棲していた男に殺されたらしい。
記事を見る限りでは、悪い相手に出会ってしまったなっていう感じだけど。でも、人を好きになる時って冷静じゃないからね。ほんとうの姿っていうのはなかなか見抜けないよね。
同棲っていうのは、そういう意味ではメリットもある。普通につきあっているときにはなかなか見えない、相手の日常の姿がある程度は見える。結婚して「こんなはずじゃなかった」という結果にはならないことが多い。
ただ、同棲っていうのは女の側に負担がかかることの多いスタイルでもあるんだよ。行動が制約されることも女の側が多いし(男って、女以上にやきもち焼きだから)、家事的な仕事もどうしても女の負担が多くなる。
そうやって世話を焼いてあげることが喜びである場合も、もちろん多いんだけど、男がそれに甘えると、次第に女の側の負担が多くなるんだよね。
まだまだ男中心の今の社会の中で、男の側がそこからドロップアウトした生活を送っていると、さらに女の側の負担が増える。この記事の事件の場合も、男は無職だったらしい。そうなると、生活全般を女に頼るような形になる。それを女の方が納得して、しかも実際に生活を支えられるようならいいんだけど、そうでないといろいろなトラブルが起こってくるよね。しかも、そういう風に女に寄りかかるタイプの男は、ほかに寄りかかる相手を見つけない限り、そのときの生活スタイルを自分から変えようとしないことが多い。中には自分の生活スタイルを維持するための行動を、女への愛情だと勘違いするやつがいるから始末が悪い。俺のまわりにも、こういうタイプの男に引っかかった子がいたけど、別れるのが大変だったよ。
でも、呼んでくれた合唱団が温泉に宿を取ってくれたので、久々に温泉を堪能してきた。
温泉そのものも好きだけど、早朝に温泉街を散歩するのも好き。古い温泉地って、独特の雰囲気があるんだよね。
帰ってきたら、今朝の新聞に女子大生が殺されたっていう記事。同棲していた男に殺されたらしい。
記事を見る限りでは、悪い相手に出会ってしまったなっていう感じだけど。でも、人を好きになる時って冷静じゃないからね。ほんとうの姿っていうのはなかなか見抜けないよね。
同棲っていうのは、そういう意味ではメリットもある。普通につきあっているときにはなかなか見えない、相手の日常の姿がある程度は見える。結婚して「こんなはずじゃなかった」という結果にはならないことが多い。
ただ、同棲っていうのは女の側に負担がかかることの多いスタイルでもあるんだよ。行動が制約されることも女の側が多いし(男って、女以上にやきもち焼きだから)、家事的な仕事もどうしても女の負担が多くなる。
そうやって世話を焼いてあげることが喜びである場合も、もちろん多いんだけど、男がそれに甘えると、次第に女の側の負担が多くなるんだよね。
まだまだ男中心の今の社会の中で、男の側がそこからドロップアウトした生活を送っていると、さらに女の側の負担が増える。この記事の事件の場合も、男は無職だったらしい。そうなると、生活全般を女に頼るような形になる。それを女の方が納得して、しかも実際に生活を支えられるようならいいんだけど、そうでないといろいろなトラブルが起こってくるよね。しかも、そういう風に女に寄りかかるタイプの男は、ほかに寄りかかる相手を見つけない限り、そのときの生活スタイルを自分から変えようとしないことが多い。中には自分の生活スタイルを維持するための行動を、女への愛情だと勘違いするやつがいるから始末が悪い。俺のまわりにも、こういうタイプの男に引っかかった子がいたけど、別れるのが大変だったよ。
幽霊、見るよ。
2001年8月3日めぐみさん(13266)が「幽霊見た」って言ってるけど、俺も見るよ。幽霊っていう形じゃないけど、影とか気配とか。
俺は霊感が強いらしいんだ。だから、子供の頃から影みたいなものは何度も見ている。後ろから体にのしかかってくる気配とかも。
でも、具体的に何かされたっていうことはないから、そういうことがあっても「あ、またか」っていう感じで、あまり気にしていない。(のしかかってきたときは「フザケンナ!!」って振り払うけど)
それよりも、霊感が強いおかげで(?)俺の宝石占いはよく当たるっていわれている。自分のことを占っても、そんなに当たってるっていう感じはしないんだけど。
---------------------------------
さあ、忙しい週末が始まる。
これから新宿に出てコーラスの指揮。明日は午前中に、今度発売されるカラオケテープの試聴。もちろん、俺の曲だよ。
そのあと、さいたまでコーラスの指揮をして、夜からは長野へ。
というわけで、6日に長野から帰るまではネットにアクセスできるかどうかわからないので、ちょっとニッキもお休み。
俺は霊感が強いらしいんだ。だから、子供の頃から影みたいなものは何度も見ている。後ろから体にのしかかってくる気配とかも。
でも、具体的に何かされたっていうことはないから、そういうことがあっても「あ、またか」っていう感じで、あまり気にしていない。(のしかかってきたときは「フザケンナ!!」って振り払うけど)
それよりも、霊感が強いおかげで(?)俺の宝石占いはよく当たるっていわれている。自分のことを占っても、そんなに当たってるっていう感じはしないんだけど。
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さあ、忙しい週末が始まる。
これから新宿に出てコーラスの指揮。明日は午前中に、今度発売されるカラオケテープの試聴。もちろん、俺の曲だよ。
そのあと、さいたまでコーラスの指揮をして、夜からは長野へ。
というわけで、6日に長野から帰るまではネットにアクセスできるかどうかわからないので、ちょっとニッキもお休み。
初心を忘れるな
2001年8月2日結婚したらもちろんだけど、独身の長い交際もお互いを思う心っていうのがとても大切になる。
今年、俺のところに離婚の相談にきた3人は、すべて男の側がそこのところを手抜きしたのが原因だった。
釣った魚に餌をやらないってよく言うけど、釣り上げた魚だって、家で飼おうと思ったらちゃんと餌はやるんだから………。
結婚して、自分のものになったと安心して、「自分が養ってやっているんだから」という態度で相手を思いやることを忘れると、次第に気持ちがすれ違っていくことにも気がつかなくなる。
家に帰るとゴロゴロしているだけで家事も育児も全く手を貸さず、「俺が養ってやっているんだ」という態度で話し相手にもなってくれない男に失望して離婚を考えた子。
仕事人間の彼が、週の半分は家に帰らず会社の近くのカプセルホテル泊まりで、帰ってきても会話もなく、相談する相手のいなかったのが、メールで知り合った男に愚痴を聞いてもらったのがきっかけで不倫に発展し、それがバレて離婚騒ぎになっている子。
浮気には熱心で、女の子にも親切なのに、結婚した彼女には暴力を振るい、彼女の浮気を心配してメールまで全部チェックする男に失望して離婚を考えた子。
………みんな男が初心を忘れている。
初心を忘れちゃいけないんだよね。
真剣なつきあいなら、はじめはどちらか一方が惚れたにしろ、つきあい始めはお互いにお互いが好意をもったところから始まったんだと思う。そして、そのときは真剣に相手のことを考えているんだろう。そのときの気持ちを忘れないことだよ。
恋っていうのはバランスでね。どちらかが燃え上がると、一方は引いていく。一緒に燃え上がることがあるとしても、それはごく短い間だけ。
どちらかが一方的につくす形になったり、どちらかが相手に対する情熱を失うと、恋のバランスは崩れてくる。(結婚していたって、相手を想う気持ちは「恋」だよ)
そうなると、恋に危機がやってくる。
ちょっとかまってあげればいいのに。
ちょっと話を聞いてあげればいいのに。
ちょっと手伝ってあげればいいのに。
忙しくたって、その気になれば方法はいくらでもある。
俺だって、平日は平均睡眠5時間だし、土日は音楽活動で忙しいけど、ちゃんとツボはおさえてるぜ。(あくまで俺がそう思っているということだけどさ)
俺は合唱やオーケストラの指揮をしている関係で、メンバーの結婚式に呼ばれることが多い。そして、呼ばれるとたいていスピーチを頼まれる。最近はすっかり慣れてしまって、あらかじめ原稿など書かずにアドリブでスピーチしているけど、そのとき必ず言うことが「初心を忘れるな」っていうこと。
「自分にとってこの人が一番」と思って結婚したんだろうから、一生その気持ちを持ち続けろ。そして、自分も「相手にとって一番の存在」であり続けるために、自分を磨け。それから、相手のことを思いやる気持ちを持ち続けろ。
この3つを必ずスピーチの中に入れている。もちろん、俺自身も実践している。
本当は、俺自身は浮気性のある男なんだけど、こういう気持ちを持ち続けることと擬似恋愛(これについてはいつか別のところで書こう)でホンモノの浮気をしないで済んでいる。
男も女も、「甘えとワガママの違いがわかるともっとうまく行くのにな」っていうケースも多いよ。
今年、俺のところに離婚の相談にきた3人は、すべて男の側がそこのところを手抜きしたのが原因だった。
釣った魚に餌をやらないってよく言うけど、釣り上げた魚だって、家で飼おうと思ったらちゃんと餌はやるんだから………。
結婚して、自分のものになったと安心して、「自分が養ってやっているんだから」という態度で相手を思いやることを忘れると、次第に気持ちがすれ違っていくことにも気がつかなくなる。
家に帰るとゴロゴロしているだけで家事も育児も全く手を貸さず、「俺が養ってやっているんだ」という態度で話し相手にもなってくれない男に失望して離婚を考えた子。
仕事人間の彼が、週の半分は家に帰らず会社の近くのカプセルホテル泊まりで、帰ってきても会話もなく、相談する相手のいなかったのが、メールで知り合った男に愚痴を聞いてもらったのがきっかけで不倫に発展し、それがバレて離婚騒ぎになっている子。
浮気には熱心で、女の子にも親切なのに、結婚した彼女には暴力を振るい、彼女の浮気を心配してメールまで全部チェックする男に失望して離婚を考えた子。
………みんな男が初心を忘れている。
初心を忘れちゃいけないんだよね。
真剣なつきあいなら、はじめはどちらか一方が惚れたにしろ、つきあい始めはお互いにお互いが好意をもったところから始まったんだと思う。そして、そのときは真剣に相手のことを考えているんだろう。そのときの気持ちを忘れないことだよ。
恋っていうのはバランスでね。どちらかが燃え上がると、一方は引いていく。一緒に燃え上がることがあるとしても、それはごく短い間だけ。
どちらかが一方的につくす形になったり、どちらかが相手に対する情熱を失うと、恋のバランスは崩れてくる。(結婚していたって、相手を想う気持ちは「恋」だよ)
そうなると、恋に危機がやってくる。
ちょっとかまってあげればいいのに。
ちょっと話を聞いてあげればいいのに。
ちょっと手伝ってあげればいいのに。
忙しくたって、その気になれば方法はいくらでもある。
俺だって、平日は平均睡眠5時間だし、土日は音楽活動で忙しいけど、ちゃんとツボはおさえてるぜ。(あくまで俺がそう思っているということだけどさ)
俺は合唱やオーケストラの指揮をしている関係で、メンバーの結婚式に呼ばれることが多い。そして、呼ばれるとたいていスピーチを頼まれる。最近はすっかり慣れてしまって、あらかじめ原稿など書かずにアドリブでスピーチしているけど、そのとき必ず言うことが「初心を忘れるな」っていうこと。
「自分にとってこの人が一番」と思って結婚したんだろうから、一生その気持ちを持ち続けろ。そして、自分も「相手にとって一番の存在」であり続けるために、自分を磨け。それから、相手のことを思いやる気持ちを持ち続けろ。
この3つを必ずスピーチの中に入れている。もちろん、俺自身も実践している。
本当は、俺自身は浮気性のある男なんだけど、こういう気持ちを持ち続けることと擬似恋愛(これについてはいつか別のところで書こう)でホンモノの浮気をしないで済んでいる。
男も女も、「甘えとワガママの違いがわかるともっとうまく行くのにな」っていうケースも多いよ。
かたおもい
2001年8月1日片思いと言っても、いろいろなパターンがある。
どれにも共通なのは、当人達が決して片思いを望んではいないこと。
誰だって、自分が好きになった相手には、自分のことも好きになってほしい。
でも、何らかの理由でそれが許されないから……………片思い。
まずはじめに考えられるのが、自分に自信がないケース。
自分が告白したときに相手がどんな顔をするのかわかっていて、告白が恋の終わりだということを予感している場合。
あこがれの延長だよな。
現実から遊離した恋、と言えるかもしれない。
でもね、俺が脇で見ていると、もっと積極的になれば可能性があるのになあって思うケースが多いよ。もっと自分に自信を持てばいいのにって。
こういう状況で告白するっていうのは勇気がいるけどね。
少なくとも、こういうケースで自分で何もしないのに相手が自分の気持ちに気がついてくれたり、相手のほうからアブロ―チしてくれたりするっていう可能性はゼロに等しい。だから、ただ何もせずに遠くから思っている間は、事態は何も進展しない。そして、その間に後から出てきた誰かに彼の心を奪われてしまうかもしれない。そうなったとしても後悔しないという覚悟だけは決めておかなくてはね。自ら可能性を無くしておいて、後から出てきた者を恨むなんてことはしないようにね。その覚悟があるのなら、遠くから思っている片思いもひとつの立派な恋だよ。
苦しい恋だけどね。
これと似たようなケースだけど、とても消極的なタイプで、自分からアプローチできないっていう子もいるよね。だれだって、想いをうちあける時っていうのはものすごい勇気がいるものだけど、こういうタイプの子は特にそうだよね。
でも、やはりそこを越えなければ片思いからは抜け出せない。
それから、もうひとつのケースは、想っている彼に決まった相手がいる場合。
決まった相手がいたって、割り込んじゃいけないなんていうことはないんだけど、なかなか難しいだろうし、その決まった相手っていうのが奥さんだったりしたら、これはもう不倫の世界だし……。
それよりももっと面倒なのは、自分の友達の彼を好きになってしまったという場合。その友達だって、いやなやつならかまわずに横取りしちゃえば良いんだけど、友達としてつきあっているということは、どこか良いところがあるからつきあっているわけで………。
難しいよな。
こんな場合、どうしたら良いんだろうね。
あきらめる、っていうのがひとつの選択。
「いい男は彼だけじゃないよ。世の中の半分は男なんだから、もっと他に目を向けようよ」っていう選択だよね。まあ、あまり成功率の高い方法ではないけど、うまくいけば全てが丸く収まる。
もうひとつは、誰にも打ち明けずに想い続けるっていう選択。
これは苦しいだろうね。それを覚悟でできるのなら、それもひとつの選択。
この場合には、当人たちはもちろんのこと、友達にも絶対に相談してはいけない。
どこから話が伝わるか、わからない。他人の恋の秘密ほど保たれにくい秘密はないからね。もし、誰か他の人からこの話が彼女に伝わったら、きっと彼女との友情はそれで終わりだよ。彼に伝わったときは彼次第だね。
秘密が保てないのであれば、彼女に直接、彼が好きなんだということを伝えたほうが良い。彼女の性格にもよるけど、そう宣言して、そして彼女達の仲を壊したりしないことを約束できれば、彼女との友情も保てるんじやないかな。
その場合でも、彼には絶対に気持ちを伝えてはいけない。はじめから彼がこちらを向いてくれる可能性を否定できなかったら、こういう形で想い続けることはできない。それから、彼女以外の友達にも絶対話してはいけない。彼女にもそのことをよく頼んでおくんだね。そうしなげれば、やはりどこかから秘密は漏れるものだから。
いいかい、この方法は、相手の彼女の理解がなかったら、絶対にやってはいけない方法だよ。
苦しい恋だね。そんなに苦しい思いをしてまで統けられるかな?
思いを断ち切ることもできない。苦しい思いをして、ひとりで想い続けることもできない、ということになったら、あとは彼女のライバルとして名乗りをあげるしかない。その場合は彼女との友情はどうなるか、保証の限りではない。
それもできず、中途半端な感度をとり続けたらどうなるか。
…たぶん、近い将来に、彼女か、彼か、周りの友達が気がついて、彼女との友情の危機がやってくるだろう。
さあ、どれを選択しますか?
この他にも片思いにはいろいろなパターンがあるけど、いずれにしろ片思いっていうのは「忍ぶ恋」なんだから、相手がそれに応えてくれることを期待してはいけない。
「そんなこと、わかってる」って言う人でも、心の底で「もしかしたら……」って期待していたりする。
…‥それさえも、だめなんだよ。
期待していなければ、偶然の彼の視線ひとつでも幸せになれるけど、心のどこかに僅かでも期待するものがあると、彼の動作ひとつひとつが心を傷つける刃となって返ってくる。……辛い恋が、なおさら辛いものになる。
最後に詩をひとつ紹介しておこう。
[名なしの花]
作者不明
あなたの歩く道ばたの
私は小さな花になりたい
まいにちまいにち
あなたの足音をたのしみに
いっしょうけんめい咲いていたい
いつの日か
あなたが私に気がついて
たちどまって
摘みあげてくれる
その日まで
私は名なしの花でありたい
どれにも共通なのは、当人達が決して片思いを望んではいないこと。
誰だって、自分が好きになった相手には、自分のことも好きになってほしい。
でも、何らかの理由でそれが許されないから……………片思い。
まずはじめに考えられるのが、自分に自信がないケース。
自分が告白したときに相手がどんな顔をするのかわかっていて、告白が恋の終わりだということを予感している場合。
あこがれの延長だよな。
現実から遊離した恋、と言えるかもしれない。
でもね、俺が脇で見ていると、もっと積極的になれば可能性があるのになあって思うケースが多いよ。もっと自分に自信を持てばいいのにって。
こういう状況で告白するっていうのは勇気がいるけどね。
少なくとも、こういうケースで自分で何もしないのに相手が自分の気持ちに気がついてくれたり、相手のほうからアブロ―チしてくれたりするっていう可能性はゼロに等しい。だから、ただ何もせずに遠くから思っている間は、事態は何も進展しない。そして、その間に後から出てきた誰かに彼の心を奪われてしまうかもしれない。そうなったとしても後悔しないという覚悟だけは決めておかなくてはね。自ら可能性を無くしておいて、後から出てきた者を恨むなんてことはしないようにね。その覚悟があるのなら、遠くから思っている片思いもひとつの立派な恋だよ。
苦しい恋だけどね。
これと似たようなケースだけど、とても消極的なタイプで、自分からアプローチできないっていう子もいるよね。だれだって、想いをうちあける時っていうのはものすごい勇気がいるものだけど、こういうタイプの子は特にそうだよね。
でも、やはりそこを越えなければ片思いからは抜け出せない。
それから、もうひとつのケースは、想っている彼に決まった相手がいる場合。
決まった相手がいたって、割り込んじゃいけないなんていうことはないんだけど、なかなか難しいだろうし、その決まった相手っていうのが奥さんだったりしたら、これはもう不倫の世界だし……。
それよりももっと面倒なのは、自分の友達の彼を好きになってしまったという場合。その友達だって、いやなやつならかまわずに横取りしちゃえば良いんだけど、友達としてつきあっているということは、どこか良いところがあるからつきあっているわけで………。
難しいよな。
こんな場合、どうしたら良いんだろうね。
あきらめる、っていうのがひとつの選択。
「いい男は彼だけじゃないよ。世の中の半分は男なんだから、もっと他に目を向けようよ」っていう選択だよね。まあ、あまり成功率の高い方法ではないけど、うまくいけば全てが丸く収まる。
もうひとつは、誰にも打ち明けずに想い続けるっていう選択。
これは苦しいだろうね。それを覚悟でできるのなら、それもひとつの選択。
この場合には、当人たちはもちろんのこと、友達にも絶対に相談してはいけない。
どこから話が伝わるか、わからない。他人の恋の秘密ほど保たれにくい秘密はないからね。もし、誰か他の人からこの話が彼女に伝わったら、きっと彼女との友情はそれで終わりだよ。彼に伝わったときは彼次第だね。
秘密が保てないのであれば、彼女に直接、彼が好きなんだということを伝えたほうが良い。彼女の性格にもよるけど、そう宣言して、そして彼女達の仲を壊したりしないことを約束できれば、彼女との友情も保てるんじやないかな。
その場合でも、彼には絶対に気持ちを伝えてはいけない。はじめから彼がこちらを向いてくれる可能性を否定できなかったら、こういう形で想い続けることはできない。それから、彼女以外の友達にも絶対話してはいけない。彼女にもそのことをよく頼んでおくんだね。そうしなげれば、やはりどこかから秘密は漏れるものだから。
いいかい、この方法は、相手の彼女の理解がなかったら、絶対にやってはいけない方法だよ。
苦しい恋だね。そんなに苦しい思いをしてまで統けられるかな?
思いを断ち切ることもできない。苦しい思いをして、ひとりで想い続けることもできない、ということになったら、あとは彼女のライバルとして名乗りをあげるしかない。その場合は彼女との友情はどうなるか、保証の限りではない。
それもできず、中途半端な感度をとり続けたらどうなるか。
…たぶん、近い将来に、彼女か、彼か、周りの友達が気がついて、彼女との友情の危機がやってくるだろう。
さあ、どれを選択しますか?
この他にも片思いにはいろいろなパターンがあるけど、いずれにしろ片思いっていうのは「忍ぶ恋」なんだから、相手がそれに応えてくれることを期待してはいけない。
「そんなこと、わかってる」って言う人でも、心の底で「もしかしたら……」って期待していたりする。
…‥それさえも、だめなんだよ。
期待していなければ、偶然の彼の視線ひとつでも幸せになれるけど、心のどこかに僅かでも期待するものがあると、彼の動作ひとつひとつが心を傷つける刃となって返ってくる。……辛い恋が、なおさら辛いものになる。
最後に詩をひとつ紹介しておこう。
[名なしの花]
作者不明
あなたの歩く道ばたの
私は小さな花になりたい
まいにちまいにち
あなたの足音をたのしみに
いっしょうけんめい咲いていたい
いつの日か
あなたが私に気がついて
たちどまって
摘みあげてくれる
その日まで
私は名なしの花でありたい
ジェラシー
2001年7月31日女の子のやきもちっていうのは、可愛い。
………可愛く妬いてくれれば、だけどね。
つきあいはじめて、まだお互いの気持ちが充分に通じ合っていなくて、なんとなく不安なとき、やたらと妬ける時期がある。人によってその程度はかなり違うけど。
この時期のやきもちっていうのは、不安感の裏返しだからね。
彼の気持ちがわからないとき、彼がちょっと他の女の子と親しそうに話をしてたりすると、妬けるんだよなあ。
中には誰とでも親しくお話ししちゃうなんて男がいるけど、こんな男とつきあってる子は、たいへんだろうなあ。そもそも妬いていいのかどうかもわからないんじゃないか?
その男にとって、女の子と親しく話すこと自体が日常なんだから、日常に妬いたってしかたがないし、だからといってジェラシーなんて、感情なんだから、理屈で割り切れるわけもないし。
そんなときは、彼があなたのことをどれくらい「特別な立場」に置いてくれているか、考えてみるといい。
あなたにしか見せてくれない表情、あなたの前でしかしないしぐさ、あなたに対してだけの特別な眼差し。そんなところがあるのなら、やはりあなたは彼にとって「特別な」存在なんだ。そして、そういったところで安心できるのならば、彼が他の女の子の前で少しくらい良い子になっていても、大目にみてあげなさい。
……そうでないならば、あなたは大いに妬くべきだ。状況をよく見て、彼の機嫌の良さそうなときを狙って、自分が彼にとって特別な存在だということをアピールするんだ。
それから、気をつけなければならないのは、あなたが彼にとって、ものわかりの良い「お母さん」になってしまわないこと。甘えたいときだけ、あなたのところへ来て、気が済むと他で浮気をしている、なんてパターンになってきたら、彼がいくらあなたのことを「特別な」存在として見てくれていても、それは彼の一方的な甘えでしかない。そんなときにも、大いに妬くべきだ。
男にとって、女の子のやきもちというのは、ひとつの勲章だ。妬いてくれる子がいる、というのはモテる男のしるしだからね。だから、可愛らしく妬かれたときは、顔は「うるせーな」っていう顔をしていたとしても、実際には嫌な気持ちではない。
…あくまで「可愛らしく」妬いたときには、だけどね。
可愛らしく妬くには、なによりも精神的なゆとりが必要。あなたや彼が追い詰められているような状況では、喧嘩になってしまう。どちらにも精神的にゆとりがあるような状祝のときに、遊び感覚で妬いてみるんだね。そうしているうちに、コツみたいなものがわかってくるから、やがては多少切羽詰まった状況のときでも、喧嘩にならずに妬けるようになるよ。
なにごとも、経験さ。
………可愛く妬いてくれれば、だけどね。
つきあいはじめて、まだお互いの気持ちが充分に通じ合っていなくて、なんとなく不安なとき、やたらと妬ける時期がある。人によってその程度はかなり違うけど。
この時期のやきもちっていうのは、不安感の裏返しだからね。
彼の気持ちがわからないとき、彼がちょっと他の女の子と親しそうに話をしてたりすると、妬けるんだよなあ。
中には誰とでも親しくお話ししちゃうなんて男がいるけど、こんな男とつきあってる子は、たいへんだろうなあ。そもそも妬いていいのかどうかもわからないんじゃないか?
その男にとって、女の子と親しく話すこと自体が日常なんだから、日常に妬いたってしかたがないし、だからといってジェラシーなんて、感情なんだから、理屈で割り切れるわけもないし。
そんなときは、彼があなたのことをどれくらい「特別な立場」に置いてくれているか、考えてみるといい。
あなたにしか見せてくれない表情、あなたの前でしかしないしぐさ、あなたに対してだけの特別な眼差し。そんなところがあるのなら、やはりあなたは彼にとって「特別な」存在なんだ。そして、そういったところで安心できるのならば、彼が他の女の子の前で少しくらい良い子になっていても、大目にみてあげなさい。
……そうでないならば、あなたは大いに妬くべきだ。状況をよく見て、彼の機嫌の良さそうなときを狙って、自分が彼にとって特別な存在だということをアピールするんだ。
それから、気をつけなければならないのは、あなたが彼にとって、ものわかりの良い「お母さん」になってしまわないこと。甘えたいときだけ、あなたのところへ来て、気が済むと他で浮気をしている、なんてパターンになってきたら、彼がいくらあなたのことを「特別な」存在として見てくれていても、それは彼の一方的な甘えでしかない。そんなときにも、大いに妬くべきだ。
男にとって、女の子のやきもちというのは、ひとつの勲章だ。妬いてくれる子がいる、というのはモテる男のしるしだからね。だから、可愛らしく妬かれたときは、顔は「うるせーな」っていう顔をしていたとしても、実際には嫌な気持ちではない。
…あくまで「可愛らしく」妬いたときには、だけどね。
可愛らしく妬くには、なによりも精神的なゆとりが必要。あなたや彼が追い詰められているような状況では、喧嘩になってしまう。どちらにも精神的にゆとりがあるような状祝のときに、遊び感覚で妬いてみるんだね。そうしているうちに、コツみたいなものがわかってくるから、やがては多少切羽詰まった状況のときでも、喧嘩にならずに妬けるようになるよ。
なにごとも、経験さ。
癒し系
2001年7月30日昨日、オーケストラの練習の時、俺の指揮は癒し系だと言われた。
そうかもしれない。俺はあまりガンガン言うこともないし(昔はあったんだけど)、どっちかっていうと、みんなで楽しみながら練習していこうっていう方だから。
だから、一部マニアの方々からは物足りないって言われるんだろうな。
だけどさ、プロじゃないんだから、たまの休みにみんなで集まって音楽を楽しもうっていうときに、そんなにガンガンやったらつまらないじゃないか。
俺だって、何となくチャラチャラいい加減な演奏をするのは嫌いだけどさ。
そうかもしれない。俺はあまりガンガン言うこともないし(昔はあったんだけど)、どっちかっていうと、みんなで楽しみながら練習していこうっていう方だから。
だから、一部マニアの方々からは物足りないって言われるんだろうな。
だけどさ、プロじゃないんだから、たまの休みにみんなで集まって音楽を楽しもうっていうときに、そんなにガンガンやったらつまらないじゃないか。
俺だって、何となくチャラチャラいい加減な演奏をするのは嫌いだけどさ。
浮気男
2001年7月29日おまえが俺のところに泣きに来るようになったのは、いつのころだったろう。
はじめはおまえが部活のことで苦しんでいるときだったと思う。
部長として部を引っ張りながらも、そのなかで生じるさまざまな人間関係に疲れ、そして、泣きに来た。
疲れて泣いているような、そんな自分は嫌いだ、とも言っていた。
「壊れそうになったら、壊れる前に寄りかかって泣く所がなければだめなんだよ」と言うと、黙ってうなずいていた。
そして、何も言わずに、ポロポロと涙を流して泣いていた。
12時過ぎまで俺の家で泣いていたのは、彼からの別れ話のあった晩。
彼が、別れた前の彼女を忘れられず、「気持ちの整理をしたいから」と言って、おまえに別れ話を持ち出した。
……………どうしてあの男はあんなに気が多いんだろうね。
もともと彼は移り気なタイプで、由岐のときも、聡美のときも、そして、前に千絵とつきあっていたときもそうだったが、一人とつきあっている間にも、他に気を移し、誰かとつきあっていても長続きせずに、すぐに他に気が行ってしまう。
このときもそうだったよな。おまえが彼に甘えすぎたのも良くなかったんだが。
彼にはまだおまえの甘えをすべて受け入れて包みこめるような余裕はなかったんだよ。
しかし、あのときのおまえの言葉。あれは忘れられないね。
彼のそういう性格について話し、これからだってまだまだ彼の移り気には苦労させられるだろうという話しをしたとき、「それでも好きなんです」と言ったあのときのおまえを、俺は忘れないだろう。
あのときおまえがそう言わなかったら、夜中の12時過ぎに彼の所に電話をして、大学生の彼に高校生のおまえを家まで車で送らせるなんてことはしなかっただろう。
(俺が他人の恋に介人するなんて、めったにないんだぜ。)
その後、おまえたちはどうしているのか。
おまえが卒業してからは、ほとんど顔をあわせることもなくなってしまった。
彼とは続いているようだけど、うまくいっているのかね。
彼の浮気癖が、そう簡単になおるとは思えないけどね。
苦労してるんだろうな。
「それでも好きなんです」って言われちゃ、俺の言うことはないけどね。
あの男は俺と同じで、あまり縛らずに放し飼いにしておいたほうがいいよ。
そして、彼をつないだ糸の端を、しっかりと掴んでいるんだね。
--------------------------------------------
男の浮気をどうとらえるか。
もちろん「許せない」っていう意見が多いだろうけど。
現実に、浮気癖のある男を好きになっちゃったら、どうする?
浮気癖のある男って、魅力的なやつが多いんだよね。そうじゃなければ、浮気の相手なんか現れないからね。
女にもこういうタイプがいないわけじゃないけど、やはり男の方が多いような気がする。
男の俺としては、こういうタイプは「放し飼い」がいいと思うんだが、これに反発を感じる女の子は多いだろうなあ。
こういうタイプは縛っても無駄。縛れば隠れて浮気をするだけ。それでも縛れば、苦しくなって離れていく。
「そんな男はいやだ」と言って別れられるのなら、それがいちばんいい。でもそれができないから苦しむんだよね。
男って、けっこう甘ったれだよ。甘え方が女とは違うけど。
家事一切を女にやらせて家でゴロゴロしているのも男の甘え方。
本人は、「家の仕事なんて、女がやればいいんだ」なんて威張っているつもりになっているけど、結局は母親に寄りかかっている子供と同じ。乳離れができていないんだよ。
浮気者の男っていうのも、これに近いタイプが多い。結局、一人確保しておいて、その子に母親代わりをやらせて、そこをベースに浮気してまわる。
その甘えをどこまで許すか、だね。
「放し飼い」っていうのもその方法のひとつ。
「ここまでは許す」っていう限界を設けておいて、その範囲内なら好きなようにやらせておく。ただし、そこを少しでも越えたら許さない。
その「許さない」っていうのがケース・バイ・ケースだけど、それがどういう形であれ、絶対に譲らないこと。
………難しいんだけどね。口先だけで脅かしたって、実際にできないと思われたら効果はないし。
だいたい、それ以前に「こんなことを言って嫌われたらどうしよう」なんて思ってしまうかもしれないし、彼が怒りだしてしまうかもしれない。
でも、ひとつだけ言っておくけど、浮気者とつきあおうと思ったら、毅然とした態度は絶対に必要だからね。
--------------------------------------------
土日は俺はあちこちの合唱やオケの指揮で時間をとられて、ゆっくりネットにアクセスしている時間もない。
でも、ここで日記ともいえないエッセイみたいな日記を書き始めてから、「すぐにこのことを伝えたい」っていう人が増えて、時間をやりくりしてネットにつないでいる。
今日ここに書いたのは、以前に書いた文章だけど、読んで何か感じてくれた人がいるだろうか。
はじめはおまえが部活のことで苦しんでいるときだったと思う。
部長として部を引っ張りながらも、そのなかで生じるさまざまな人間関係に疲れ、そして、泣きに来た。
疲れて泣いているような、そんな自分は嫌いだ、とも言っていた。
「壊れそうになったら、壊れる前に寄りかかって泣く所がなければだめなんだよ」と言うと、黙ってうなずいていた。
そして、何も言わずに、ポロポロと涙を流して泣いていた。
12時過ぎまで俺の家で泣いていたのは、彼からの別れ話のあった晩。
彼が、別れた前の彼女を忘れられず、「気持ちの整理をしたいから」と言って、おまえに別れ話を持ち出した。
……………どうしてあの男はあんなに気が多いんだろうね。
もともと彼は移り気なタイプで、由岐のときも、聡美のときも、そして、前に千絵とつきあっていたときもそうだったが、一人とつきあっている間にも、他に気を移し、誰かとつきあっていても長続きせずに、すぐに他に気が行ってしまう。
このときもそうだったよな。おまえが彼に甘えすぎたのも良くなかったんだが。
彼にはまだおまえの甘えをすべて受け入れて包みこめるような余裕はなかったんだよ。
しかし、あのときのおまえの言葉。あれは忘れられないね。
彼のそういう性格について話し、これからだってまだまだ彼の移り気には苦労させられるだろうという話しをしたとき、「それでも好きなんです」と言ったあのときのおまえを、俺は忘れないだろう。
あのときおまえがそう言わなかったら、夜中の12時過ぎに彼の所に電話をして、大学生の彼に高校生のおまえを家まで車で送らせるなんてことはしなかっただろう。
(俺が他人の恋に介人するなんて、めったにないんだぜ。)
その後、おまえたちはどうしているのか。
おまえが卒業してからは、ほとんど顔をあわせることもなくなってしまった。
彼とは続いているようだけど、うまくいっているのかね。
彼の浮気癖が、そう簡単になおるとは思えないけどね。
苦労してるんだろうな。
「それでも好きなんです」って言われちゃ、俺の言うことはないけどね。
あの男は俺と同じで、あまり縛らずに放し飼いにしておいたほうがいいよ。
そして、彼をつないだ糸の端を、しっかりと掴んでいるんだね。
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男の浮気をどうとらえるか。
もちろん「許せない」っていう意見が多いだろうけど。
現実に、浮気癖のある男を好きになっちゃったら、どうする?
浮気癖のある男って、魅力的なやつが多いんだよね。そうじゃなければ、浮気の相手なんか現れないからね。
女にもこういうタイプがいないわけじゃないけど、やはり男の方が多いような気がする。
男の俺としては、こういうタイプは「放し飼い」がいいと思うんだが、これに反発を感じる女の子は多いだろうなあ。
こういうタイプは縛っても無駄。縛れば隠れて浮気をするだけ。それでも縛れば、苦しくなって離れていく。
「そんな男はいやだ」と言って別れられるのなら、それがいちばんいい。でもそれができないから苦しむんだよね。
男って、けっこう甘ったれだよ。甘え方が女とは違うけど。
家事一切を女にやらせて家でゴロゴロしているのも男の甘え方。
本人は、「家の仕事なんて、女がやればいいんだ」なんて威張っているつもりになっているけど、結局は母親に寄りかかっている子供と同じ。乳離れができていないんだよ。
浮気者の男っていうのも、これに近いタイプが多い。結局、一人確保しておいて、その子に母親代わりをやらせて、そこをベースに浮気してまわる。
その甘えをどこまで許すか、だね。
「放し飼い」っていうのもその方法のひとつ。
「ここまでは許す」っていう限界を設けておいて、その範囲内なら好きなようにやらせておく。ただし、そこを少しでも越えたら許さない。
その「許さない」っていうのがケース・バイ・ケースだけど、それがどういう形であれ、絶対に譲らないこと。
………難しいんだけどね。口先だけで脅かしたって、実際にできないと思われたら効果はないし。
だいたい、それ以前に「こんなことを言って嫌われたらどうしよう」なんて思ってしまうかもしれないし、彼が怒りだしてしまうかもしれない。
でも、ひとつだけ言っておくけど、浮気者とつきあおうと思ったら、毅然とした態度は絶対に必要だからね。
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土日は俺はあちこちの合唱やオケの指揮で時間をとられて、ゆっくりネットにアクセスしている時間もない。
でも、ここで日記ともいえないエッセイみたいな日記を書き始めてから、「すぐにこのことを伝えたい」っていう人が増えて、時間をやりくりしてネットにつないでいる。
今日ここに書いたのは、以前に書いた文章だけど、読んで何か感じてくれた人がいるだろうか。
おともだち
2001年7月27日「お友達でいましようね」なんてセリフは、小説の中でさえ見られなくなって
きたけど、似たような状況はまだまだいくらでもあるんじゃないかな。
そういう対象として見ていなかった相手にいきなり交際を申し込まれたり、告
白されたりなんてときには、どう対処していいか迷うよな。
「男女の間に友情は成立するか」なんていうのも古くて新しいテーマだよな。
友情はともかく、お友達にならなれるぜ。
俺の女の飲み友達は、高校時代の同級生。俺も向こうも高校時代にはそれぞれ
つきあっている相手がいて、もともと恋愛感情なんてものとは無縁だった。
卒業してからときどき二人で飲みに行くようになったけど、口説こうと思った
ことは一度もない。向こうもそうだろう。そうでなければ続くわけがない。
こういう関係っていうのは、どっちか一方でもそういう感情を持ってしまった
ら、もうだめなんだよ。
よく、こういう関係について「相手を異性として意識したらだめだ」と言われ
ているけど、俺の場合はそうでもない。恋愛感情はないけど、あいつのことを
「いい女だなあ」と思うことはよくある。
要するに、相手を一人の人間として認めればいいんだよ。「男」とか「女」と
かじゃなくてね。
恋した相手がお友達に変わるというのは難しい。
俺が高校1年から2年の初めにかけてつきあっていた子は静岡の子で、俺は月
に2回は静岡に行っていた。ただ、離れているとどうしても気持ちのすれ違い
っていうのはおこるもので、俺も結局はそれが原因で別れてしまった。
それから音信不通になっていたのだけど、3年くらいたってから年賀状が届い
たのがきっかげで文通みたいなつきあいが復活して今に至っている。これもお
友達と言えば言えるのだろうか。別れてからはほとんど会っていないけど、前
に会ったときには恋愛感情みたいなものや、別れたときの感情的なしこりみた
いなものは、すっかり風化してしまっていた。
でも、これは特殊な例じゃないかなと思う。人間てやつは、「別れても、いい
お友達でいましょうね」なんていうことができるほど冷静な生き物じゃないよ。
俺だって、つきあいが復活したときにはもう他の子とつきあっていたから冷静
に対処できたんだと思う。そうでなかったら、こんな形でのつきあいが続けら
れたかどうか。
相手が好きだという感情を残したまま、何らかの理由で別れたとしたら、気持
ちはずっと変わらないまま続いてしまうだろう。そして、相手から何らかのア
プローチがあったら、たちまち燃え上がってしまうだろう。そうならないため
には、よほど強い決心が必要だ。その覚悟もなく、ただ「お友達になりましょ
うね」なんて別れかたは自分を偽っているだけだ。
俺は、女の子に相談されたときは「別れてから6ヶ月は干せ」と言っている。
6ヶ月くらいは音信を絶って、冷静になる期間を置かなければ、また燃え上が
ってしまう。俺自身の経験から言えば、6ヶ月でも短いくらいだ。
相手の顔を見かけたり、相手の車に偶然会ったりして、ドキッとしなくなった
ら「そろそろかな」と思ってもいいだろう。それでも気をつけないと、もう一度
傷つくことになりかねない。
別れた後に「お友達」になるというのは、それくらい難しいんだよ。
きたけど、似たような状況はまだまだいくらでもあるんじゃないかな。
そういう対象として見ていなかった相手にいきなり交際を申し込まれたり、告
白されたりなんてときには、どう対処していいか迷うよな。
「男女の間に友情は成立するか」なんていうのも古くて新しいテーマだよな。
友情はともかく、お友達にならなれるぜ。
俺の女の飲み友達は、高校時代の同級生。俺も向こうも高校時代にはそれぞれ
つきあっている相手がいて、もともと恋愛感情なんてものとは無縁だった。
卒業してからときどき二人で飲みに行くようになったけど、口説こうと思った
ことは一度もない。向こうもそうだろう。そうでなければ続くわけがない。
こういう関係っていうのは、どっちか一方でもそういう感情を持ってしまった
ら、もうだめなんだよ。
よく、こういう関係について「相手を異性として意識したらだめだ」と言われ
ているけど、俺の場合はそうでもない。恋愛感情はないけど、あいつのことを
「いい女だなあ」と思うことはよくある。
要するに、相手を一人の人間として認めればいいんだよ。「男」とか「女」と
かじゃなくてね。
恋した相手がお友達に変わるというのは難しい。
俺が高校1年から2年の初めにかけてつきあっていた子は静岡の子で、俺は月
に2回は静岡に行っていた。ただ、離れているとどうしても気持ちのすれ違い
っていうのはおこるもので、俺も結局はそれが原因で別れてしまった。
それから音信不通になっていたのだけど、3年くらいたってから年賀状が届い
たのがきっかげで文通みたいなつきあいが復活して今に至っている。これもお
友達と言えば言えるのだろうか。別れてからはほとんど会っていないけど、前
に会ったときには恋愛感情みたいなものや、別れたときの感情的なしこりみた
いなものは、すっかり風化してしまっていた。
でも、これは特殊な例じゃないかなと思う。人間てやつは、「別れても、いい
お友達でいましょうね」なんていうことができるほど冷静な生き物じゃないよ。
俺だって、つきあいが復活したときにはもう他の子とつきあっていたから冷静
に対処できたんだと思う。そうでなかったら、こんな形でのつきあいが続けら
れたかどうか。
相手が好きだという感情を残したまま、何らかの理由で別れたとしたら、気持
ちはずっと変わらないまま続いてしまうだろう。そして、相手から何らかのア
プローチがあったら、たちまち燃え上がってしまうだろう。そうならないため
には、よほど強い決心が必要だ。その覚悟もなく、ただ「お友達になりましょ
うね」なんて別れかたは自分を偽っているだけだ。
俺は、女の子に相談されたときは「別れてから6ヶ月は干せ」と言っている。
6ヶ月くらいは音信を絶って、冷静になる期間を置かなければ、また燃え上が
ってしまう。俺自身の経験から言えば、6ヶ月でも短いくらいだ。
相手の顔を見かけたり、相手の車に偶然会ったりして、ドキッとしなくなった
ら「そろそろかな」と思ってもいいだろう。それでも気をつけないと、もう一度
傷つくことになりかねない。
別れた後に「お友達」になるというのは、それくらい難しいんだよ。