寂しがり屋
2001年7月26日女の子って、寂しがり屋だよね。
一見強そうな子も、しっかりしている子も、どこかで甘えたがっている。
そうでなかった子を、俺はほとんど知らない。
苦しくなると誰かに縋りたくなる。
自分で自分を偽って、「そんなことない!!」って突っ張っていても、本当は自分でも気がついている。
男も女も、本当の肌のぬくもりが欲しいんだよ。
それが遠恋の難しいところ。
ちょっと油断すると、近くのぬくもりが欲しくなってしまう。
それを越えるには、強い気持ちのつながりが不可欠になる。それも、一方通行でなく、両側からの。
一見強そうな子も、しっかりしている子も、どこかで甘えたがっている。
そうでなかった子を、俺はほとんど知らない。
苦しくなると誰かに縋りたくなる。
自分で自分を偽って、「そんなことない!!」って突っ張っていても、本当は自分でも気がついている。
男も女も、本当の肌のぬくもりが欲しいんだよ。
それが遠恋の難しいところ。
ちょっと油断すると、近くのぬくもりが欲しくなってしまう。
それを越えるには、強い気持ちのつながりが不可欠になる。それも、一方通行でなく、両側からの。
今日の日記
2001年7月25日さっき、合唱の練習が終わったあとのお茶会で女の子が怒っていた。
「こっちが何度もメール入れているのに、返してくれない。もう、連絡なんかしないんだから!!」ってね。
でもさ、連絡しなかったら、彼はその意味に気がついてくれるのかな。だいたい、なぜ彼がメールを返さないか、その理由も分からないんだろう? 理由も確かめずにそんなことをしたら、気持ちがすれ違っちゃうかもしれないよ。
こう言ったら、彼女はすごく不安そうだった。
相手の気持ちが分からなくて、イライラしてつい意地を張ってしまうことってあるけど、それって、あまりいい結果は生まないよね。それよりも素直に自分の不安な気持ちを伝えた方がずっといいんだけど、なかなかできないんだよね。
「こっちが何度もメール入れているのに、返してくれない。もう、連絡なんかしないんだから!!」ってね。
でもさ、連絡しなかったら、彼はその意味に気がついてくれるのかな。だいたい、なぜ彼がメールを返さないか、その理由も分からないんだろう? 理由も確かめずにそんなことをしたら、気持ちがすれ違っちゃうかもしれないよ。
こう言ったら、彼女はすごく不安そうだった。
相手の気持ちが分からなくて、イライラしてつい意地を張ってしまうことってあるけど、それって、あまりいい結果は生まないよね。それよりも素直に自分の不安な気持ちを伝えた方がずっといいんだけど、なかなかできないんだよね。
生活の不一致
2001年7月24日高校2年から6年間つきあっていた二人が、結婚の報告に来た。
この二人は、高校生の頃はよく喧嘩をしていたが、今の二人の様子を見ていると、ほんとうによく息が合っている感じだった。
二人とも、それだけ相手のことを理解するために努力をしたのだろう。
初めから息が合った二人というのはそう多くはない。
たいていは、交際の中で相手のために努力しているうちに合って来るんだ。
相手のことを想っているときには、努力しているという自覚もないかもしれない。
そうやって、お互いがお互いのために努力し合うのだが、それがどちらか一方の努力であったり、妥協であったりしたときにはどこかに無理が出てくる。
努力と妥協の違い。
………これについても考えてみてほしい。
「性格の不一致」なんていうのが離婚の原因にあげられて話題になることがあるけど、それは結婚している人の話で、独身者にとって身近なのは「生活」の不一致。
つきあっていて、いろんなところで生活習慣の違いからくる擦れ違いが起こることがある。これが生活の不一致。
生まれてから長い間生活している家庭内でのいろんな習慣や、育ってくる間に身に付いた習慣というのはその人の性格の一部みたいになってしまって、そう簡単には変わらない。
特に、家庭内での習慣というのは、それがその人にとっての常識になってしまっているから、そのことが世間の常識と一致しているのかどうかということにまで思いが及ばない。
だから、周りから見たらなんか「変だな」と思うことを、何の疑問ももたずに行なっているなんてことさえある。それほどはっきりしたものではなくても、つきあっていると習慣の違いというのを感じることがある。
ただ、そのつきあいが、その人にとって初めてだったときには、それほど大きな問題にならないことが多い。
それは、初めて異性と交際しようとするときには、一所懸命相手に合わせようとするし、生活習慣の違いを感じても、「男の人っていうのは、そうなんだ」と、自分で納得してしまうことが多いからだ。
生活の不一致がはっきりと表に出て来るのは「二人め」のとき。
特に、「一人め」とのつきあいが長ければ長いほど、そして、一人めと別れてから二人めに出会うまでの期間が短ければ短いほど、はっきりした形で現われてくる。
たとえば、前の彼が時間を守るタイプで、約束の時間には必ず来ていたのに、今度の彼はルーズで、約束の時間に遅れそうになっても電話一本かけてこない、なんていう場合。あるいは、前の彼が大人で、彼女の気持ちをよく汲み取ってくれたのに、今度の彼は彼女の方からはっきり意思表示をしなければわかってくれない、なんて場合。
こういったケースでも、高校生のときはあまり深刻な問題にはならない。
それは、高校生の場合、結婚という問題がまだまだ遠い世界のことでしかないせいだ。
それが、大学生、社会人となっていくにしたがって、次第に結婚というものが身近になってくる。そうなると、高校生のときには問題にもならなかったような些細なことが、大きな問題として浮き上がってくる。
独身者同士のつきあいというのは、それがどんなに進んだとしても、結局は生活の一部でしかない。家でのわがままや、だらしのない姿など見せないし、見せる必要もない。二人が会っている間だけ努力すれば良いわけで、自分のいちばん良い姿だけを見せていられるし、少しぐらい嫌な所があったって、そのときだけ我慢すれば済む。
それが、結婚してしまうとお互いにいちばん緊張の緩んだ姿を見せあうことになるわけで、それまで見えなかった所もたくさん見えてくる。
家の中で良い格好ばかりしているわげにはいかないから、お互いのわがままも、はっきりした形で見えてくる。
そうなってきたときに、それまで問題にもならなかったような些細な行き違いが大きな問題としてクロ―ズアップされてくる。
そういったことを考えると、結婚ということまで考えにいれた交際では、些細な行き違いでも、それがお互いの生活習慣の違いからでたものであった場合、それが将来にわたって許容できるものであるかどうかを考える必要が出てくる。
約束の時間に遅れても、電話一本かけてこない彼は、結婚したあと、帰りが遅くなっても連絡もしてこないかもしれない。
………それを待っていられるか。
仕事ができて、バリバリ仕事をしている彼は頼もしいけど、結婚してからも仕事第―で、家庭は二番目になるかもしれない。
………それでも納得していられるか。
友達を大事にして、いつも大勢の友達に囲まれている彼は、結婚してからも友達を家に呼ぶことや、友達の家に行くことが多いかもしれない。
………それでもいいのか。
こういったことが気にならない性格なら、問題はない。
彼が連絡もせずに遅くなっても、自分のペースで生活を維持できる人。
彼が仕事―筋でも、頼もしく感じて見ていられる人。
自分自身も大勢で騒いでいるのが好きで、彼と二人きりの時間がそんなになくても良い人。
こういった人にはこんなことなど問題にもならない。
そうでないのならば、よく考えなくては。
十何年、あるいは二十年以上もの生活のあいだに身についた習慣というのは、そう簡単には直せない。だから、彼の生活習慣の中で、「いやだな」と思うことがあったときには、それが長い結婚生活の中で変化していく可能性のあるものなのか、また、その可能性がないとしたら、何十年もの間それを許容していけるものなのか考えてみる必要がある。
この二人は、高校生の頃はよく喧嘩をしていたが、今の二人の様子を見ていると、ほんとうによく息が合っている感じだった。
二人とも、それだけ相手のことを理解するために努力をしたのだろう。
初めから息が合った二人というのはそう多くはない。
たいていは、交際の中で相手のために努力しているうちに合って来るんだ。
相手のことを想っているときには、努力しているという自覚もないかもしれない。
そうやって、お互いがお互いのために努力し合うのだが、それがどちらか一方の努力であったり、妥協であったりしたときにはどこかに無理が出てくる。
努力と妥協の違い。
………これについても考えてみてほしい。
「性格の不一致」なんていうのが離婚の原因にあげられて話題になることがあるけど、それは結婚している人の話で、独身者にとって身近なのは「生活」の不一致。
つきあっていて、いろんなところで生活習慣の違いからくる擦れ違いが起こることがある。これが生活の不一致。
生まれてから長い間生活している家庭内でのいろんな習慣や、育ってくる間に身に付いた習慣というのはその人の性格の一部みたいになってしまって、そう簡単には変わらない。
特に、家庭内での習慣というのは、それがその人にとっての常識になってしまっているから、そのことが世間の常識と一致しているのかどうかということにまで思いが及ばない。
だから、周りから見たらなんか「変だな」と思うことを、何の疑問ももたずに行なっているなんてことさえある。それほどはっきりしたものではなくても、つきあっていると習慣の違いというのを感じることがある。
ただ、そのつきあいが、その人にとって初めてだったときには、それほど大きな問題にならないことが多い。
それは、初めて異性と交際しようとするときには、一所懸命相手に合わせようとするし、生活習慣の違いを感じても、「男の人っていうのは、そうなんだ」と、自分で納得してしまうことが多いからだ。
生活の不一致がはっきりと表に出て来るのは「二人め」のとき。
特に、「一人め」とのつきあいが長ければ長いほど、そして、一人めと別れてから二人めに出会うまでの期間が短ければ短いほど、はっきりした形で現われてくる。
たとえば、前の彼が時間を守るタイプで、約束の時間には必ず来ていたのに、今度の彼はルーズで、約束の時間に遅れそうになっても電話一本かけてこない、なんていう場合。あるいは、前の彼が大人で、彼女の気持ちをよく汲み取ってくれたのに、今度の彼は彼女の方からはっきり意思表示をしなければわかってくれない、なんて場合。
こういったケースでも、高校生のときはあまり深刻な問題にはならない。
それは、高校生の場合、結婚という問題がまだまだ遠い世界のことでしかないせいだ。
それが、大学生、社会人となっていくにしたがって、次第に結婚というものが身近になってくる。そうなると、高校生のときには問題にもならなかったような些細なことが、大きな問題として浮き上がってくる。
独身者同士のつきあいというのは、それがどんなに進んだとしても、結局は生活の一部でしかない。家でのわがままや、だらしのない姿など見せないし、見せる必要もない。二人が会っている間だけ努力すれば良いわけで、自分のいちばん良い姿だけを見せていられるし、少しぐらい嫌な所があったって、そのときだけ我慢すれば済む。
それが、結婚してしまうとお互いにいちばん緊張の緩んだ姿を見せあうことになるわけで、それまで見えなかった所もたくさん見えてくる。
家の中で良い格好ばかりしているわげにはいかないから、お互いのわがままも、はっきりした形で見えてくる。
そうなってきたときに、それまで問題にもならなかったような些細な行き違いが大きな問題としてクロ―ズアップされてくる。
そういったことを考えると、結婚ということまで考えにいれた交際では、些細な行き違いでも、それがお互いの生活習慣の違いからでたものであった場合、それが将来にわたって許容できるものであるかどうかを考える必要が出てくる。
約束の時間に遅れても、電話一本かけてこない彼は、結婚したあと、帰りが遅くなっても連絡もしてこないかもしれない。
………それを待っていられるか。
仕事ができて、バリバリ仕事をしている彼は頼もしいけど、結婚してからも仕事第―で、家庭は二番目になるかもしれない。
………それでも納得していられるか。
友達を大事にして、いつも大勢の友達に囲まれている彼は、結婚してからも友達を家に呼ぶことや、友達の家に行くことが多いかもしれない。
………それでもいいのか。
こういったことが気にならない性格なら、問題はない。
彼が連絡もせずに遅くなっても、自分のペースで生活を維持できる人。
彼が仕事―筋でも、頼もしく感じて見ていられる人。
自分自身も大勢で騒いでいるのが好きで、彼と二人きりの時間がそんなになくても良い人。
こういった人にはこんなことなど問題にもならない。
そうでないのならば、よく考えなくては。
十何年、あるいは二十年以上もの生活のあいだに身についた習慣というのは、そう簡単には直せない。だから、彼の生活習慣の中で、「いやだな」と思うことがあったときには、それが長い結婚生活の中で変化していく可能性のあるものなのか、また、その可能性がないとしたら、何十年もの間それを許容していけるものなのか考えてみる必要がある。
悪女になれなかったあなたに
2001年7月23日恋が終わったときに「悪女になるんだ」と言っていたあなた。結局、悪女にはなれなかったようですね。
それでいいんです。無理に自分をねじまげる必要はありません。
今のあなたに必要なのは、少し現実から遠ざかって、ゆっくり休むこと。
ゆっくり休んで、彼の影を洗い落としなさい。
厳しい言い方ですが、あなたと彼が過ごした日々は、もう過去のものなのです。
あなたがたが、あそこに帰ることはもうないのです。
今、彼があなたを求めるとしたら、それは彼の「男」がそうさせているだけなのです。
彼の中に、あなたはもういないのです。
彼があなたと唇を合わせるのは、あなたを愛しているのではなく、あなたの中の彼の思い出に浸っているだけなのです。それはあなた自身が一番よく分かっているはずです。
彼の残像を追い求めるのはやめなさい。
あなたの身体の中から、彼の残り香を追い出しなさい。
あなたの身体が、彼の手を忘れるまで、彼に近付いてはいけません。
あの暖かさを忘れろとは言いません。ただ、彼にそれを求めてはいけません。
「わかっていながら、別れられない」とあなたは言います。
本当ですか?
あの暖かさの中に包まれて、外の寒さが怖いだけなのではないですか?
辛くても、離れなさい。
彼の誘いに乗ってはいけません。
あなたに染み付いた彼の影がとれたとき、あなたは初めて自由になれるのです。
そうなった時にはじめて、彼との歴史はあなたの心の中に生きることができる
のです。
彼との歴史を美しい思い出に変えるには、あなた自身がその努力をしなければいけません。
……立ち上がりなさい。
彼の足元に座り込んでいたのではだめなのです。
勇気を出して立ち上がりなさい。そして顔をそむけてでも良いから、両手を突っ張って彼の影を突き放しなさい。………思い切り遠くに………。
そうして、しばらくは一人でいることです。
やがて、あなたに染み付いた彼の影は少しずつ薄れていきます。
あなたがそこから立ち上がれるようになるのは、1ヶ月先か、2年も先のことか、それは分かりません。でも、その過程を経なければばあなたは自由になれないのです。だから、辛くてもがんばりなさい。
そうすれば、いつか新しい恋が始まったときに、あなたは新しい彼の前に胸を張って立てるでしょう。
------------------------------------------
これが全てとは思わない。
うまく自分の心をコントロールして、彼との関係を「ともだち」のレベルに持って行けた人も多い。だけど、こうしなければ自分の心をコントロールしきれなくて漂流してしまう人も多い。
自分がどちらなのか、よく考えてみるといい。
それでいいんです。無理に自分をねじまげる必要はありません。
今のあなたに必要なのは、少し現実から遠ざかって、ゆっくり休むこと。
ゆっくり休んで、彼の影を洗い落としなさい。
厳しい言い方ですが、あなたと彼が過ごした日々は、もう過去のものなのです。
あなたがたが、あそこに帰ることはもうないのです。
今、彼があなたを求めるとしたら、それは彼の「男」がそうさせているだけなのです。
彼の中に、あなたはもういないのです。
彼があなたと唇を合わせるのは、あなたを愛しているのではなく、あなたの中の彼の思い出に浸っているだけなのです。それはあなた自身が一番よく分かっているはずです。
彼の残像を追い求めるのはやめなさい。
あなたの身体の中から、彼の残り香を追い出しなさい。
あなたの身体が、彼の手を忘れるまで、彼に近付いてはいけません。
あの暖かさを忘れろとは言いません。ただ、彼にそれを求めてはいけません。
「わかっていながら、別れられない」とあなたは言います。
本当ですか?
あの暖かさの中に包まれて、外の寒さが怖いだけなのではないですか?
辛くても、離れなさい。
彼の誘いに乗ってはいけません。
あなたに染み付いた彼の影がとれたとき、あなたは初めて自由になれるのです。
そうなった時にはじめて、彼との歴史はあなたの心の中に生きることができる
のです。
彼との歴史を美しい思い出に変えるには、あなた自身がその努力をしなければいけません。
……立ち上がりなさい。
彼の足元に座り込んでいたのではだめなのです。
勇気を出して立ち上がりなさい。そして顔をそむけてでも良いから、両手を突っ張って彼の影を突き放しなさい。………思い切り遠くに………。
そうして、しばらくは一人でいることです。
やがて、あなたに染み付いた彼の影は少しずつ薄れていきます。
あなたがそこから立ち上がれるようになるのは、1ヶ月先か、2年も先のことか、それは分かりません。でも、その過程を経なければばあなたは自由になれないのです。だから、辛くてもがんばりなさい。
そうすれば、いつか新しい恋が始まったときに、あなたは新しい彼の前に胸を張って立てるでしょう。
------------------------------------------
これが全てとは思わない。
うまく自分の心をコントロールして、彼との関係を「ともだち」のレベルに持って行けた人も多い。だけど、こうしなければ自分の心をコントロールしきれなくて漂流してしまう人も多い。
自分がどちらなのか、よく考えてみるといい。
今日の日記
2001年7月21日なつこからメール。
やっぱり仕事のことで悩んでる。
来週には会って話を聞こう。
「話したいことがい〜〜っぱいある」そうだ。
○○の離婚は決定的。
俺の周りで離婚するのはみんな十代の「できちゃった結婚」。やはり、未熟なのかなあ。
でも、数でいうと、できちゃった結婚でもうまく行っている子のほうが多いんだけど。
やっぱり仕事のことで悩んでる。
来週には会って話を聞こう。
「話したいことがい〜〜っぱいある」そうだ。
○○の離婚は決定的。
俺の周りで離婚するのはみんな十代の「できちゃった結婚」。やはり、未熟なのかなあ。
でも、数でいうと、できちゃった結婚でもうまく行っている子のほうが多いんだけど。
残酷な優しさ
2001年7月19日「会うつもりなんかないのに、なんで「また会おうね」なんて言うのよ」って俺のところで泣いていた女の子がいる。
「かかってくるはずがない」と自分自身わかっているのに、電話を待ち続けている女の子がいる。
いつまでも最後のデートの思い出にすがって生きている女の子がいる。
振り向いてくれないので、あきらめようとすると優しくされ、「真綿で首を絞めるような」彼の態度にボロボロになっている女の子がいる。
みんな残酷な優しさの犠牲者たちだ。
ひとつの恋が終わって、別れようとするとき、つい相手がかわいそうになって優しくしてしまう。
自分を想ってくれている、その気持ちが伝わってきて、突き放すことができずに優しくしてしまう。
やっている当人達は、相手を傷つけたくなくてそうしているのだが、それがいっそう相手を深く傷つけてしまう。
本当は、そうじゃないんだ。
自己弁護と自己防衛。 それが残酷な優しさの正体。
「相手を傷つけたくない」「かわいそう」なんていうのは、自分自身をだます言い訳でしかない。 本当は、自分が悪者になるのが嫌なんだ。
「自分は彼女と続けられなくなって別れるけど、それでもまだ彼女を愛しているんだ」………そんな都合の良い恋があるか?
別れる原因があるから別れるんだ。彼女とのつきあいの中で、何か続けられなくなる理由ができたのか、ぞれとも他にもっと良い恋にめぐりあったのか。
どっちにしろ、「別れる」と決めたのならそれをはっきりと伝えなければ。
「本当に愛していて別れるんだ」というのなら、なおのこと彼女の想いが漂流してしまわないようにするのが愛情っていうものだ。
それをしないのは、「冷たいやつ」と思われるのが嫌なだけ。
自己弁護でしかない。
「自分を想っていてくれる子を傷つけたくない」なんていうのも都合の良い言い訳。
態度をはっきりさせることで、彼女が離れてしまうのが嫌なんだ。
男にとって、自分を想っていてくれる子がいるというのは勲章だからね。
その想いに応える気もないくせに、思わせぶりな態度で彼女の気持ちをつないでいる。
本当は「かわいそう」なんじゃなくて、勲章を失うのが嫌なだけだ。
別れると決まったら、後に想いを残さないように態度をはっきりさせる。
それがいちばん大切なこと。
その結果、だれかから恨まれたりしたとしても、それも自分の恋の結果なんだから、しかたがない。
自分を想ってくれる子がいても、それに応える気がなかったら、少なくとも思わせぶりな態度をとらない。それが最低必要なこと。
どちらも難しいけどね。誰だって、嫌われたくはないし。
でも、やはりそれができるようになるのが、本当の優しさだと思う。
これは、女の子だっで同じだよ。
--------------------------------------------
最近、俺の周りで別れ話が多くて、悩んでいる子もたくさんいるので、以前書いた文を引っ張り出してみた。
「かかってくるはずがない」と自分自身わかっているのに、電話を待ち続けている女の子がいる。
いつまでも最後のデートの思い出にすがって生きている女の子がいる。
振り向いてくれないので、あきらめようとすると優しくされ、「真綿で首を絞めるような」彼の態度にボロボロになっている女の子がいる。
みんな残酷な優しさの犠牲者たちだ。
ひとつの恋が終わって、別れようとするとき、つい相手がかわいそうになって優しくしてしまう。
自分を想ってくれている、その気持ちが伝わってきて、突き放すことができずに優しくしてしまう。
やっている当人達は、相手を傷つけたくなくてそうしているのだが、それがいっそう相手を深く傷つけてしまう。
本当は、そうじゃないんだ。
自己弁護と自己防衛。 それが残酷な優しさの正体。
「相手を傷つけたくない」「かわいそう」なんていうのは、自分自身をだます言い訳でしかない。 本当は、自分が悪者になるのが嫌なんだ。
「自分は彼女と続けられなくなって別れるけど、それでもまだ彼女を愛しているんだ」………そんな都合の良い恋があるか?
別れる原因があるから別れるんだ。彼女とのつきあいの中で、何か続けられなくなる理由ができたのか、ぞれとも他にもっと良い恋にめぐりあったのか。
どっちにしろ、「別れる」と決めたのならそれをはっきりと伝えなければ。
「本当に愛していて別れるんだ」というのなら、なおのこと彼女の想いが漂流してしまわないようにするのが愛情っていうものだ。
それをしないのは、「冷たいやつ」と思われるのが嫌なだけ。
自己弁護でしかない。
「自分を想っていてくれる子を傷つけたくない」なんていうのも都合の良い言い訳。
態度をはっきりさせることで、彼女が離れてしまうのが嫌なんだ。
男にとって、自分を想っていてくれる子がいるというのは勲章だからね。
その想いに応える気もないくせに、思わせぶりな態度で彼女の気持ちをつないでいる。
本当は「かわいそう」なんじゃなくて、勲章を失うのが嫌なだけだ。
別れると決まったら、後に想いを残さないように態度をはっきりさせる。
それがいちばん大切なこと。
その結果、だれかから恨まれたりしたとしても、それも自分の恋の結果なんだから、しかたがない。
自分を想ってくれる子がいても、それに応える気がなかったら、少なくとも思わせぶりな態度をとらない。それが最低必要なこと。
どちらも難しいけどね。誰だって、嫌われたくはないし。
でも、やはりそれができるようになるのが、本当の優しさだと思う。
これは、女の子だっで同じだよ。
--------------------------------------------
最近、俺の周りで別れ話が多くて、悩んでいる子もたくさんいるので、以前書いた文を引っ張り出してみた。
おしごとのなやみ
2001年7月18日なっちゃんが悩んでいる。
自分がやりたくて、一所懸命求人情報を見て、アプローチして、やっと就いた仕事なんだけど、イメージと現実とのギャップで悩んでいる。
ゆうちゃんは、グループで論文を書くのに、誰もやろうとせず、集まりもしないって困っている。
結局ゆうちゃんが全部書くことになるのかなあ。
○○ちゃんの離婚が決定的になりそう。
彼が、どうしても仕事を続けるのを認めてくれないらしい。彼女は今、仕事がすごくノッていて、輝いているのに。
自分がやりたくて、一所懸命求人情報を見て、アプローチして、やっと就いた仕事なんだけど、イメージと現実とのギャップで悩んでいる。
ゆうちゃんは、グループで論文を書くのに、誰もやろうとせず、集まりもしないって困っている。
結局ゆうちゃんが全部書くことになるのかなあ。
○○ちゃんの離婚が決定的になりそう。
彼が、どうしても仕事を続けるのを認めてくれないらしい。彼女は今、仕事がすごくノッていて、輝いているのに。
お茶会スタート
2001年7月16日「女の子へのメッセージ」の日記版として、このページをスタートさせました。
とりあえず、今日はご挨拶だけ。
明日にでもWebページからリンクを張ります。
皆さん、よろしく。
とりあえず、今日はご挨拶だけ。
明日にでもWebページからリンクを張ります。
皆さん、よろしく。